製作総指揮がどれくらい作品作りに噛んでいるのかわからないですが、想像以上にコーエン兄弟の風を感じました。
メインで携わられている方々のリスペクトを感じます。めちゃくちゃ面白かった。
かなり雑多に書き殴るのであまり感想ぽくなくなりますが続けます。
寒い田舎町、冴えない日々を送るサラリーマンは殺し屋と出会い、人生の転機を迎える。
懐かしの始まり方と話は違うのに映画版ファーゴを彷彿とさせるキャラクターの設定と風景、たまらない。
コーエン兄弟お馴染みのジョークの応酬とイザコザ、ゲラゲラ笑いです。それで持って噛み合うあれこれ〜、さすがのピタゴラスイッチ方式。
最近ノーカントリー観ましたが、今回の悪役も負けず劣らずすごい。
揺るがない謎の軸を持ち、しかも自己完結せずに周りに影響及ぼすタイプ、スーパー自体ややこしくさせるマンであり、周囲は落ちるとこまで落ちるのです...
本当どうやったらこんな人間生まれるんだろう？無慈悲だ...
そんなだから人はたくさんお亡くなりになります。無慈悲だ...
レスターの絶妙なヘニャヘニャ感も良かったです。そんないい意味でも悪い意味でも魅力に溢れた人たちが織りなす物語はあまりにもチグハグに進むせいで本当にオチわからなくて最後までおもろしろかったです。
シーズン2は個人的に嬉しいキルスティン・ダンストの登場です。これまた楽しみ。
以下ネタバレ備忘録！
・なぜ息子はアホしかいないのか？
・無慈悲に殺され、良い人と言ったそばからけなす人々。手のひらクルクルで最高。
・なんで今その話するん連発だけど逆にセンス抜群会話劇、流石。話の腰を折るんじゃない！
・映画好きだとちょいちょい観たことある景色 +4話の展開でテンション爆上がり。
・あのビル攻略はRTAの域。
・たとえどんだけ好転しようと過去は消えんのです...戒め...
・ホテルの構図、フェードイン,アウトとかコーエン兄弟ぽい。
・少し飛んで、アニメのサイコパス見たときも思ったけど、この手のやつは普段〜少し変わった行動するくらいだとすぐ殺される。
・終盤はちょっと画面見れないレベルだった😇
