このレビューはネタバレを含みます
ここでの評価が高かったのでTverで視聴。バカリズムさんの作品はドラマは初見だが、映画は『架空OL日記』と『地獄の花園』を鑑賞、何れも女性の会話劇が特徴で、個人的に各年のベスト３に入る出来だった。
本作もその特徴を発揮し主役の安藤サクラと夏帆、木南晴夏の仲間３人のテンポのいい遣り取りにはクスっとさせられ心地いい。ただこのあとどうやって連ドラとして展開するのかなっと思ったら、落とした包み紙の切れ端を拾おうとして車に轢かれて死んでしまう。このドラマは30代後半の意識や脳のまま赤ん坊から人生やり直すことがテーマなのね。私もそうだし、誰しも今の考えで人生やり直したらもう少しマシな人生をと思ったことがあるのでは。また生前、志田未来の妹と何気なく交わした遣り取りが、子供の麻美の不倫阻止に役立つ伏線となっていたのが面白かった。妹はまだ生まれてないけどw。
初回は国武万里の『ポケベルが鳴らなくて』が作品の主題でありエンディング曲だったので、おそらく２話以降もその時のヒット曲に関連したストーリーが展開し、主題歌としてラストに流れるだろう。次は何の曲かな？ ２話では松坂桃李が元カレとして登場するみたいで、全体的に贅沢なキャスティングも見どころとなっている。
