最高のドラマだった！噂通りバカリズムの脚本が素晴らしかったし、安藤サクラも安定の演技だった。
前半は1話から散りばめられた伏線の怒涛の回収が痛快で、中盤のテレビ局のシーケンスはシンゴジラのパロディもあってお仕事ドラマとしても楽しかった。後半になっていつものあのメンバーの尊さが改めてわかるという作りも、これまで見て来た景色がガラリと変わって面白い。
何より、人間に生まれ変わるという当初の目的が最後の最後でミニマムな幸せを掴み取ることに目的が変わるというのが劇的で、人生の幸せとはというドラマの本質にも直結する展開で良かった。
何度も見ていくうちにいろんなキャラクターにも愛着が湧く。
バカリズムの1人コントで見てきたように、この人、何気ない会話を描かせた時の解像度がものすごく高い。それをバカにするのではなく、尊いものとして扱うとこんなにも感動的で面白くなるのかと思った。
