出産は無事に産んで当たり前だと思われている。
何の問題もなく赤ちゃんを産んだお母さんが、数時間後に死んでしまうこともある。
これだけ医療が発達した今でも産科の現場では起こりうることであるという事実。
人が産まれるということは、この世の中で起きるいちばんの奇跡であり、最も尊いことだと感じた。
妊娠をして新たな生命が誕生した時、女性だから・結婚しているからという理由で出産しなきゃいけないという気持ちになってしまう。
でも、"産まなきゃ、じゃなくて、産みたい!!だよね。"という台詞が凄い心に響いた。
中絶手術を受け入れる理由についての由比先生の言葉もとても印象的。
"いつか望んだときに、また妊娠できるように丁寧に処置をする"
産婦人科だけでなく、医療関係で働いている全ての人に敬意と感謝を。そして何より妊婦さんと生まれてくる赤ちゃんに敬意をこめて。