やす

6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱のやすのレビュー・感想・評価

4.0
今回何故か幽霊ものや転生ものドラマが多かったけど、どれも楽しみに見ていました!
このドラマは雰囲気が好きだったな。

花火師親子の高橋一生と橋爪功は、個人向けの花火をあげることを新しく始めようとしたが突然父が亡くなり…。
幽霊として、また目の前に現れる。

橋爪さんの演技がユーモラスで、親子の掛け合いに笑えます。

高橋一生演じる役は不器用な男性役で、色んな複雑な思いを抱えていて、タイトル通り、鬱々としています。
時々滑稽で、必死にもがいてる。

子供時代に離婚した母親に本当はついていきたかったこと、学校での言葉がけに傷ついたこと。

一つ一つがボタンの掛け違いのように、小さなことのようだけど、デリケートで繊細なことなんですよね。

お父さんは何故、幽霊としてここにいるのか。
ひかりがここにいることの意味などを深読みしていましたが…

見えてくるようで見えないドラマでしたが(汗)
それでも静かな成長と変化が見られて良かったです。
やす

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