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美人骨~前編:周生如故~のSAYAのレビュー・感想・評価

美人骨~前編:周生如故~(2021年製作のドラマ)
4.0
TVer観賞。【美しすぎるバッドエンド】の謳い文句を私も見てから観賞しました。


序盤はゆっくり視聴する時間がとれなかったりで
所々ストーリーが把握できなかったり
追いつけなかったりで
挫折しそうにもなったのですが、

OPとEDの楽曲と画(ビジュアル)の美しさに
惹き込まれ、
演者のバイ・ルー とアレン・レンの
ビジュアルの美しさ、演技、世界観に惹き込まれ
なんとか大まかな流れは把握しつつ
視聴を続ける事ができました。


周生辰と漼時宜の師弟関係は恋心へと変化し、
周生辰の波風立てないようにと
当時は本人が最善策だと思っていた
妻子を設けないという誓約が柵となり、
後に2人を苛み続けます。

時に2人の関係はもどかしく、
理解はできるが
もう少し何とかならないのかしら…と
視聴を続ける度、思わずにはいられませんでした。

最善策だと信じた誓約を講じても、
最悪の道へと流されていく運命…
やるせなさすぎます。

周生辰の死に様があまりに惨すぎた為
受け入れるのに時間がかかりました。

漼時宜の気持ちを考えると
本当に辛かったです。

(直接的なシーンを極力カットしてくれていて配慮が有り難かったです。
殺害場面をリアルに描きすぎると
あまりに残虐なので
制作サイドにも制約があっただけかもしれませんが…)

漼時宜が周生辰の傍へ行くと決意し、
身投げする寸前に
周生辰へ向け語りかけていた場面では、
涙が止まらなかったです。

そして、最後 皆が集合した場面や

【胸の高鳴りを抑えられず…】
と記してあった場面でも
胸を締め付けられ、やはり涙が止まりませんでした。

悲恋、物語として成功であったのか、
正解であったのかはわかりません。

ですが、私はこの作品を観賞できて良かったです。

この作品を通じて、可憐なバイ・ルーのファンになりました。

バイ・ルー 、アレン・レン
2人の美しく優秀な演者を知るキッカケに
なれた事にも感謝します。

前編を見終えたので、次は後編、
引き続き 期待を寄せながら視聴を続けます。
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