去年のドンブラは個人的に戦隊史上最高傑作だった。その後の本作だったので放送開始前は、正直「あんな凄いもん観せられた後でノレるだろうか？」と心配だった。だけど観てみたら毎回毎回面白い。ビジュアルやモチーフは王道っぽいように見えるけど、ストーリーや人間関係や群像劇がかなり凝ってて良い意味で全然シンプルじゃ無い。
戦争とは？国とは？民とは？そして王とはどうあるべきなのか？？
六つの国と6人の王、その側近や周囲の人達、みんなそれぞれ魅力的だから、各組み合わせの絡みもまた楽しい。
特に泣いたのは、ジェラミーが己の生い立ちとバクナラク国の歴史を5人に語るところ。
二部構成なのもまた上手い。前半でラスボスだと思っていたデズナラク8世(とバクナラク)もまた被害者だったと。チキューの争いの歴史は、神的存在の気まぐれ余興の為に仕組まれていたと。
令和(キラメイ)以降の戦隊、ずっと面白くてほぼほぼ全話観ている。
次のブンブンは…はたしてどうなる？？？
