精神的な病とはどんなものか?
患者になった人たちの気持ちも
周囲の人たちの気持ちも
よく分かるドラマだった
自分では平気だと思っていても
実はとんでもなく追い詰められていたり
家族や同僚も接し方がわからなくて困惑し
元気付けたつもりが更に追い詰めていたり
パク・ボヨン演じる主人公のダウンも
看護師の仕事が好きで明るくて
患者を思い過ぎるばかりに
ある出来事で自分自身が鬱になってしまう
でもそんな自分は決して認められないし
ただひたすら眠りたいだけで大丈夫
と思ってしまっているところが怖い
韓国の人たちって不満があると
直ぐプラカード持ってシュプレヒコール
みたいな事をするけれど
ダウンが職場復帰する前に
精神病院に入院していた事を知った途端
そんな看護師に仕事をさせるな!となって
いやいや、待てよ!
自分たちの身内も精神病棟に入院してて
病が治ったら社会生活に戻っていくのに
同じ事を言われて心は痛まんのか?
と思っていたら
イ・ジョンウンさん演じる師長が
見事に思っている事を言ってくれて
あぁ、ホントに良い仕事してくれる!
重たいテーマを扱ってはいるけれど
心温まるシーンもあって良かった