『恋と友情のあいだで<廉Ver.>』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
一条廉(泉澤祐希)は、大学のサークルの新歓コンパで、不機嫌そうにしている相沢里奈(堀田茜)のことが気になり声をかける。そっけない態度の里奈は美人だが、正直タイプではなかった。この先も深く関わることはないだろうと思っていたが、就活会場で偶然会ったことをきっかけに、里奈との距離は縮まっていく。しかし、互いを友達以上の存在と感じながらも、一歩を踏み出せないまま社会人となってしまった。“商社マン”という肩書を得た廉は、これまで以上に人生を謳歌し、いつの間にか里奈と距離ができていた。そんな中、里奈が結婚すると聞いて…―。
里奈(堀田茜)の結婚式に出席し、廉(泉澤祐希)はどこか吹っ切れた。シンガポールへの駐在の内示が出たことをきっかけに、恋人の浅井美月(美山加恋)との結婚を決める。 シンガポールでの日々は、穏やかに過ぎていたが、美月はやけに里奈のことを口にするのが少し気になっていた。廉は、もう里奈への想いはないと思っていた。 そんな中、一時帰国の際に二階堂(武田航平)が里奈以外の女性と親しそうに歩いている姿を目撃してしまう。今、里奈は幸せじゃないのかもしれない。あくまでも“友人”として心配になった廉は、迷った末に里奈に連絡して…―。
廉(泉澤祐希)は一時帰国の際に里奈(堀田茜)と二人きりで会い、学生時代のような心地よい友情が蘇るのを感じていた。シンガポールに戻ると、美月(美山加恋)が子作りを迫って来る。夫婦になったなら当然……と思いながらも、積極的になれず、結婚式を終えてからも、その気持ちは変わらなかった。日常から逃げるように、廉は大学時代のサークルの仲間が開いたパーティーに参加すると、里奈の友人・森未祐(渡辺早織)から、「里奈はもう旦那とは“したくない”みたい」と聞かされる。里奈が幸せではないと知った廉は、二階堂(武田航平)への怒りがこみ上げる。パーティー後、廉は突然里奈から「廉の泊っているホテルに行きたい」と言われ、その瞬間、長年の想いがあふれ出して…―。
ついに結ばれた、廉(泉澤祐希)と里奈(堀田茜)。しかし暫くして、二階堂(武田航平)が里奈の浮気を疑いだす。廉は思った以上に動揺し、結局自分は何も覚悟できていなかったのだと思い知る。さらに美月(美山加恋)からは、別居を言い渡される。全てを失った廉は、自分が本当に大切にすべきなのは美月だと気づく。予定よりも早く日本への本帰国が決まり、廉は美月に日本で再び一緒に暮らしたいと連絡する。以前より廉は美月を気遣うようになり、夫婦仲はとてもよくなっていた。 そんな中、廉は里奈が二階堂の子供を妊娠したと知って…―。
美月(美山加恋)と離婚した廉(泉澤祐希)は、孤独を仕事で紛らわしていた。時折、里奈(堀田茜)のことを思いだすこともあったが、自ら連絡をすることはなかった。何も変わらないまま月日だけが過ぎていき、一年が経った頃、廉は偶然barで二階堂(武田航平)を見かけ、里奈が離婚したことを知る。廉は思い切って連絡をし、里奈と数年ぶりに会うことになる。里奈はすっかり母親の顔になっていたが、以前と変わらず魅力的だった。しかし、恋人と共にニューヨークに行くことを知って落胆し、自分と里奈は決して結ばれない運命なのだと実感する。 それから数日後、突然里奈から東京を離れると連絡があり…―。