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麒麟がくるのMiOのレビュー・感想・評価

麒麟がくる(2020年製作のドラマ)
3.8
「信長は他者から愛されたい人だった。最も自分をよく分かってくれる光秀に認めてもらえるのは楽しいことだったと思う」

とあるネットニュースで語っていた脚本家の言葉。これに尽きるなぁと。
実はコロナ禍の影響で放送中断になり、暫く離れてしまったため、うろ覚えのストーリーについていけず再開後は途中リタイヤ😭
終盤からまた見始めたのでレビューを書こうか迷ったのですが、、やっぱりこの作品で織田信長の概念が覆ったし、染谷将太の演技がとにかく印象的でした!目力が凄まじくて、この人の織田信長を見ることが出来て良かったなぁと心から思えたので、忘れないようにレビュー残します。
長谷川博己の演じる明智光秀ももっくん演じる斎藤道山もとても印象深いんだけど、織田信長の人生を振り返ると、信長はただ誰かに愛されたかった。喜んでもらいたくて、それ故の残虐な行為だったのかもしれない、と妙に納得してしまう染谷将太の演技の素晴らしさ。出会った頃はあんなに少年のような無邪気な笑顔も見せていたのに、終盤は狂気に満ちた目の奥にある悲壮感が絶妙で、、。本能寺の変で明智軍が攻めてきたと悟ったときのあの表情。流石でした。
戦国時代はドキドキするけどやっぱり面白い!また再放送した時は見逃した回もきちんと観たいな。
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