ゆるり

京城クリーチャーのゆるりのレビュー・感想・評価

京城クリーチャー(2023年製作のドラマ)
2.8
不思議なことに(?)今のこちらの数字だったら日本の方が韓国より評価が高いかも。

クリーチャーがタイトルにあるがクリーチャーはほとんど印象に残らない。
何より脚本と演出がちょっと古いというか、既視感がありすぎて簡単に先が読めてしまうのでスリルがない。
史実を入れていてもここまで脚色するとフィクションのファンタジーでしかなくて、細かなところからも脚本家が時代考証をしていないことが本当によく分かるし、これなら(人体実験を取扱うにしても)わざわざこの時代背景じゃなくて良かったんじゃないかと思ってしまったのだけど、脚本家のインタビューを読むととにかくこの時代を描きたかったようなので大きなお世話なのだけども‥
監督としては淡々と史実を入れたかったんだろうしそういう意図は伝わってきたけども、色々詰め込みすぎて薄っぺらい物語になっている。メロとかこの作品にはむしろない方がいいのでは?なぜに一目惚れから突然あんなに愛し合ってるのか理解できない‥。
韓国での評価も同じような意見が多かったように見受けられたから、一緒のような感じ方なんだなぁと思った。

日本人役の役者さんの日本語はミスターサンシャインの時より断然聞き取りやすかった。とくにチェ・ヨンジュンの日本語演技がすごかった!
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