震災で家と両親を失い、さらにその後最愛の姉が病死したことで、自分はひとりぼっちだという思いとともに生きてきた信也。
ある日立ち寄ったおにぎり屋には、なんと姉に瓜二つの女将がいた。
お腹と心を満たし、孤独を癒す、再生の物語。
地震や津波の映像、アラートや悲鳴などの音声は出てきません。
ただ、信也が震災当時の状況を説明するシーンがあるので、鑑賞の際は気をつけてね。
あまりにも渡鬼だが、涙腺がちょろいのでじわっと泣いてしまった。
あったかいごはんを出す。
あったかいごはんを食べる。
人と人が誠意でつながる。
道は思いもよらないところで拓ける。
シンプルなテーマがちゃんと沁みる。
わたし、お椀の白米はあまり食べられないけど、おにぎりなら何個でも食べられるくらいおにぎりが大好きなので、観ている間お腹が減って仕方がなかった。
たちばな行きたいな。
いいな。おにぎり屋さんになりたいな。たいやき屋さんにもなりたかったんだけどな。