家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だったを配信している動画配信サービス

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家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった

家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だったが配信されているサービス一覧

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家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった

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『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』のエピソード情報

第1話

七実(河合優実)、ひとみ(坂井真紀)、草太(吉田葵)、耕助(錦戸亮)、芳子(美保純)、家族5人のトゥルーストーリーが開幕!岸本七実は三軍女子で、弟・草太は超マイペース、母・ひとみは心配性で、父・耕助は東京から帰って来ない?友人・環(福地桃子)は達観していて、彼氏・旭は独特の価値観で、そして家族の愛車はボルちゃん?聞いたことがあるような家族の、絶対に見たことがない物語。一体どんな話が始まるの!?

第2話

急病で倒れたひとみ(坂井真紀)は何とか一命をとりとめた!3人の世話をするため、ばあちゃん・芳子(美保純)がやってくる。七実(河合優実)と草太(吉田葵)は病院へ行ってみるものの、元気のないひとみを見ては帰るほかなかった。みんなどうしていいのかわからない。こんな時こそ父・耕助(錦戸亮)がいてくれたらよかったのに。だけど、七実が頑張るしかない。そんな七実が一念発起して始めることとは?猪突猛進、急展開!?

第3話

七実(河合優実)は、パパ・耕助(錦戸亮)も行きたかった大学へ合格した!それぞれが亡くなった耕助への思いを抱えている。ひとみ(坂井真紀)は耕助がいた頃を懐かしみ、思い出のアルバムをめくる。「またいつか旅行行ってみたいな…」そんな言葉を聞いてしまったら、七実はやるしかない。大学の授業もそっちのけで草太(吉田葵)、芳子(美保純)の協力も得ながら、母を喜ばせるため、まい進する。七実が計画した旅行とは!?

第4話

七実(河合優実)、ひとみ(坂井真紀)、草太(吉田葵)が沖縄を満喫して帰って来た!芳子(美保純)も1人の時間を楽しんだようだ。だけど、帰って来た七実は燃え尽きぎみ。気乗りしないまま向かった大学で、学生起業家・首藤颯斗(丸山晴生)と出会う。運命を感じる七実。一方、持ち前の人当たりの良さで病院で大人気のひとみは、ちょっぴり自信喪失。夫・耕助(錦戸亮)や草太との思い出を振り返る。さあ今週の岸本家は!

第5話

七実(河合優実)とひとみ(坂井真紀)は、プレゼンを成功させ、新しい一歩を踏み出した!ひとみはアドバイザー兼カウンセラーとして活躍、一方の七実は失敗続きで謝罪の連続。それでも奇跡を起こすと会社で期待されていた。七実が送った企画書により、全国放送で取り上げられ、湧き立つ一同。肝心の七実は、耕助(錦戸亮)の元同僚との約束も忘れて、絶賛迷走中。またまた失敗続きで、大丈夫と言い聞かせるけど、本当に大丈夫!?

第6話

七実(河合優実)は会社へ行けなくなってしまった…。家族も環(福地桃子)もみんな心配。だけど七実は素直になれず、みんなの好意にそっぽを向ける。そんな時はそう、草太(吉田葵)の出番。元気づけようと七実を遊園地に連れ出して、道中色々起きる。けれど、頼りになるのが弟・草太。その姿に七実も驚いて、次第に心がほぐれていく。草太はこのまま遊園地で、七実の元気を取り戻せるのか。七実、完全復活!?

第7話

七実(河合優実)は作家になり東京で活躍していた!小野寺(林遣都)、二階堂(古舘寛治)、末永繭(山田真歩)など頼りになる面々が七実を支え、ひとみも草太もそれぞれ働き、家族は順調、七実は絶好調。だけど母から寝込んでいるとの電話。帰ってみると家の中はぐちゃぐちゃ、芳子(美保純)は要領を得ず、草太(吉田葵)は隠れ肥満?環(福地桃子)ともしっくり行かず…。またまた岸本家に大試練?七実はどう立ち向かうの!?

第8話

母・ひとみ(坂井真紀)の手術は無事成功した! 小野寺(林遣都)たち仕事仲間にも支えられ、七実(河合優実)は一安心。しかし、芳子(美保純)の様子がおかしい。芳子は、かつてひとみと暮らしていた大阪の家を訪れていた。芳子の様子が心配な七実も大阪へと向かう。なぜか家に眠るお宝を探すことになる2人。その家と街には若い頃の芳子(臼田あさ美)と夫・茂、ひとみとの思い出が詰まっていた。七実が知る3人の過去とは!?

第9話

七実(河合優実)の家族との日々を綴ったエッセーは大ヒット!ひとみ(坂井真紀)は退院し、認知症の祖母・芳子(美保純)はケアハウスに、草太(吉田葵)の仕事も順調で、岸本家はそれぞれの道を歩み始めていた。二階堂(古舘寛治)の番組で密着取材を受ける岸本家。その最中、家族は草太のある計画を知ることに。母として、大大大心配のひとみ。草太の思いとひとみの思いが交錯し、岸本家は大丈夫!?

第10話

七実(河合優実)、ひとみ(坂井真紀)、草太(吉田葵)、耕助(錦戸亮)、芳子(美保純)、5人はずっと家族だ!耕助のお墓参り前夜、集まった家族はそれぞれが思い出を振り返る。現在と過去が入り交じり、お互いの思いが入り交じり、次第にときほぐされ、一つになっていき…。ボルちゃんに乗りこんだ家族はどこまでも行く。物語の最後に5人と1台が行き着く先は?岸本家の物語、ついに完結!最後はやっぱりハッピーエンド!?

『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』に投稿された感想・評価

ろく
4.8
2
最高にズルいドラマである。もうもうもう。

①まず河合優実が可愛すぎる(河合だけに)。あの独特の演技にちょっとわたわたしているシーンなんか何度足をばたつかせたか。特に会社に就職するとこはもうこっちも頑張れ頑張れでいっぱいである。これ観て河合ファンにならない奴なんかいないだろうって感じだ。

②そして酒井真紀が健気すぎる。酒井は動脈乖離で車いす生活になってしまうがそれでも娘の事、それに息子のこと、亡き夫のこと、母のことをこれでもかで愛している。河合主演のドラマなのに最終話ではボルボのシーンで涙止まらず。良かったね良かったねと語りかけること幾度。さらにご機嫌に車いすを乗るシーンもサクラと相まって素敵だ。

③吉田葵が凛々しすぎる。いいぞ、吉田。ダウン症の青年だけど、実は一番しっかりしているんじゃないかと言う家族のキーマン。彼が一人暮らしをするシーンでは自然に応援なんですよ。演技なのかな~。それくらいダウン症なのがすんなりわかる。

④美保純が困ったばあちゃんだけど憎めなさ過ぎる。美保純は認知症の祖母を演じる。たまに憎まれ口を叩き、隠れて旨そうに煙草を吸うシーンなんかなんとも良い。彼女の昔のシーンなんかがまた上手く挿入されるんだ。それで彼女の事が補完される。

⑤錦戸亮がズルすぎる。だってあんた死んでいるじゃない。何にいいとこ持っていくんじゃないの。え、死んでいるのに持っていくって?それは観てほしいけどとにかくずるいんだ。後半になればなるほどずるさは拡大。最後10話ではもうそのずるさに涙止まらなくなっているんだ。

⑥その他脇役も良すぎる。特に河合の友人役の福地桃子がいい。彼女のなんだかんだ言っても芯が強いとこに痺れてしまう。あのペットショップですらすらとデンマークの言葉を話してしまう彼女のキャラ設定が絶妙ですよ。その他も癖ありありで楽しめる。

⑦で大阪弁がずるいんだ。もうあんな言葉使いされたら身に沁みますよ。関東に住んでいるものとしては一番ズルい言葉は大阪弁だと思っている。あのこっちの隙間にするするって入る感じね。それがなんとも心地良いんだよ。全編するするするする入っていく感じ。あの感じが気持ちいいんだよねえ。

⑧結局、展開がズルすぎるんだ。もう毎回泣く。何度も泣く。あれ6話でも泣いたのに8話でも泣いた。あれ9話でも。10話では泣かないぞ……泣くじゃーん。ダメダメダメです。こんな展開では泣くしかないじゃないですか。


というわけでこんなドラマをBSだけで流してはダメですよ。もっとみんな観るべきなんです。くしくも河合人気が世に広がっているタイミングだ。NHKよ、しっかりと地上波でも流すんだぞ(と思っていたら7月にNHKでもやるらしい。皆さん、観るなら今だぞ)。
5.0
10
しがないドラマ好きの男が
BSプレミアムで
人生ベスト級ドラマに
出会ったぁ〜。
(CV:下條アトム)

全てが愛おしい。
全僕が笑って泣いた。

岸田奈美さんの同名自伝的エッセイを、〈勝手にふるえてろ〉〈私をくいとめて〉の大九明子監督が、原作の軽妙かつファニーな語り口そのままに、絶妙な塩梅で映像にコンバート。
ステキ極まるホームドラマの逸品。

父が急死
母の下半身まひ
弟はダウン症
一見すると、かなりのハードモード設定な岸本家の生活を、主人公である高校生七実の目線で描いた本作。

苦しいこともあるだろう。
哀しいこともあるだろう。
だけど岸本一家はくじけない。
立ち上がり笑顔で進んでゆく。

全10話。
どのエピソードも家族それぞれの心情に深く丁寧に寄り添う優しいもの。河合優実さんをはじめとしたキャストの皆さんの演技が本当に素晴らしく、皆愛おしい。

とりわけ弟草太役を務めた吉田葵くん。あんた天才かい。いい年したオッサンを何べん泣かしゃあ気が済むのさ。

不幸かどうかは当事者が決める。障がいのある人は可哀そう。周囲が勝手にそう考えて気を揉むこと自体、ナンセンスなのかもしれない。

それじゃあ当事者ではない人間はどう在るべきか、それぞれが考える切っ掛けとなるメッセージを内包した、素敵で優しい物語でした。

うむ。
僕たちはどう生きるか。

この作品、一日でも早く地上波で放送して一人でも多くの人のもとに届いて欲しいドラマランキング、現在ブッチギリの首位を独走中。
間違いない。
家族のドラマは大好きです。傑作です。必見。必見。必見。