完走。
イエローストーンとは毛色が違い少し戸惑うものの、アメリカの西部開拓時代をリッチな映像で見応え充分に描き、面白かった。
本家ダットンの曾祖父母世代が南北戦争後オレゴン州を目指す、壮絶で過酷な旅。
何故モンタナ州に根を下ろし現代に至るまで土地を命懸けで守るのか解って胸が熱くなる。
先住民との約束を守って欲しい。
テイラー・シェリダン(クリエイター特権で美味しい役で顔出し)の世界は、容赦なく厳しい自然と美しい馬と愚かな人間と無慈悲な暴力で出来ている。
全身に西部劇が刻まれたようなサム・エリオットは今作の魂。
イザベル・メイはまさに黄色い稲妻のごとく圧倒的な存在感。
ヤング・シェルドンの時とは別人!
とはいえエルサのキャラ自体は好きになれず。
カントリー音楽界のスーパースターカップル、ティム・マグロウとフェイス・ヒルはやっぱり演技に深みを感じられない…。
移民のキャラバンを守るピンカートン探偵社社員で大尉の右腕ラモニカ・ギャレットがカッコ良かった。
飄々としたカウボーイのウェイド好き。
コマンチ族の戦士を演じたマーティン・センズメアー売れっ子。
ビリー・ボブ・ソーントンのゲスト出演は豪華だな~くらいに思ったけど、トム・ハンクス登場にはビックリ!
リタ・ウィルソンも出てたし夫婦で特別参加するとは。
テイラー・シェリダンのユニバースはどこまでも広がる。
1923など他のスピンオフも早く観たい。