ウサイカワ

ペンディングトレイン―8時23分、明日 君とのウサイカワのレビュー・感想・評価

2.5
ヒゲダンと俳優の演技力で成り立ってるドラマ。
チープなセットに、強引な展開に
明らかにおかしいイベント。
あまり危機感も感じないし、
未来に飛ばされた、戻れないという
絶望感があんまない。

多分昔の窪塚洋介と常盤貴子の
漂流教室を思い出す人多いと思う。
漂流教室も、散々な言われようだったけど、当時の技術でCGとか活用しつつも
脚本が良かったのか、ハラハラしつつ
没入できた感じある。
向こうは緑すらないから、ほんとにどうやって生き延びるつもりだろう。っていう
サバイバル感があったけど、
こっちはねぇ。笑

服はいつまでたっても汚れないし、
ヒロインの人いつまでもメイクくずれへんし。

唯一いいなぁと思ったのは、
主役の山田くんと赤楚くん?
彼らの表情とヒゲダンのいい曲合わせて聴くだけで素晴らしい作品に一瞬思えるというか、成り立っちゃってる。
きっと俳優さんたち大変だったと思う。

テーマが固まってないのが要因かなぁと。
生きる。事なのか、現代の情報社会への警告なのか、身近な大切な人への気持ちなのか。サバイバルをへた人間の成長なのか。
山田くんと赤楚くんの対立からの認め合いなのか、異空間で育んだ男女の愛なのか。
確かに詰め込んだっていいんだけど、
一本筋通ってないからあやふやになる。

別に最後赤楚くんが、消防士として他の民を優先して仕事するのは当たり前だと思うけど、、。仕事辞めさせられても尚、助けようとするから止めに来た。ならわかるけどなぁ。山田くんとヒロインのお別れの時に間に赤ちゃん必要なのかもよくわからん。

モヤモヤ超えたけど、曲がいいから
最後までみれました。