きの

ラストマン-全盲の捜査官-のきののネタバレレビュー・内容・結末

ラストマン-全盲の捜査官-(2023年製作のドラマ)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

皆実と吾妻さんのバディドラマだったら良かったかもしれない。

正直、大泉洋演じる護道の倫理観がずっとヤバくて毎話ドン引きしていました。
特に痴漢加害者を殺害した痴漢を憎む犯人に「あんたも人を不幸にした痴漢と同じだ」と説教した時は本当に意味不明でした。
というか護道は毎話犯人に説教しますがどれもトンチンカンなことを言うので、皆実が人の気持ちに寄り添いつつ事件を解決しても護道のせいで気持ち悪さが残る話が多い。警察サイドもそれに対するツッコミがないのがモヤモヤ。

洞察力に優れた皆実の描写や台詞はどれもよかったと思いましたが、それ以外の部分に微妙に作り手(脚本?演出?)のモラルの欠如を感じる作品でした。
あと日曜劇場は恫喝ノルマでもあるの?というくらいキャラに意味なく怒ったり叫ばせたりするのをやめた方がいいと思います。
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