きの

さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~のきののネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

キャラクターもそれを演じる俳優も全員素敵で魅力的な、人のぬくもりを感じるドラマでした。
穏やかで暖かく、完璧ではないけれど底なしに優しい人間性の持ち主を演じた西島秀俊と宮沢氷魚に魅了されたし、特に9話での芦田愛菜の演技は圧巻。断崖絶壁にいるような精神状態の響が俊平の(本人にとっては)何気ないひと言で心を折られてしまうシーンは本当に胸が締めつけられた。

毎話、音楽家の人生と楽曲にリンクした物語になっているのも楽しかった。
大ちゃんと響も今の関係の一歩先がみたい…!と思うくらい好き。恋…

ただ終わり方には正直不満が。
晴見フィルとコンサートホールがどうなったのかだけはキチンと描いてほしかった。こちとら夏目家と同じだけ、晴見フィルのみんなの頑張りもずっと見守ってきたんですよ…!そこ見せずに終わんないでよー!
きの

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