みやび

VIVANTのみやびのレビュー・感想・評価

VIVANT(2023年製作のドラマ)
2.5
評判が高いと言うことで、第1話を期待して観たが、完全に肩透かしでガッカリ。

アクションというカテゴリとして、Netflixやディズニー+などの海外サブスク系オリジナルドラマや、海外アクション映画とどうしても比べてしまう。

アクション作品大国のアメリカはおろか、韓国の作品にも遠く及ばない。

予算の問題ではなく、脚本、演出、映像技術、アクションのレベルが低い。

それっぽく見せようとしてる所がまた辛い。

映画風に撮ろうとしているが、それが全く実現していない。特にアクションシーンがチープすぎる。

編集技術、カメラワークはお世辞にも良いとは言えないところが目立った。

例えば、プロを含め、動画編集を一定のレベル以上でやれる方は分かると思うが、ハリウッド作品に多用されている「スピードランプ」という手法(映像の速度を滑らかに変化させる映像技術)をやろうとしているシーンが多くある。それがまた、、素人?というレベル。

邦画にありがちな「カーアクション早送り」だけでなく、乗馬も早送り、 動物の行進もヘリも何もかも。。

これで監督OK?

速さを出したいシーンは再生スピードを上げているだけだから、重力に対し極めて動きが不自然。

コメディじゃないよね?


序盤の肝心な爆破シーンも煙だけ。
いやいやいや。。見せ場でしょ!

キチンと撮るか、CGだとしても作った方が。

最近観た、永野芽郁主演のNetflixオリジナルドラマで復讐劇サスペンス「御手洗家、炎上する」の火事シーンの方がよっぽど大迫力だった。

↑アクションドラマではないのに。


ではストーリーはと言うと、これがまたツッコミどころ満載。

また、肝心な主役、堺雅人の演技が大袈裟で、ただのヘタ演技にしか見えない。(わざと?)

ただ、CIAの役者さんと阿部寛は自然な演技で良かった。

2話目、うーん。。
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