JTKの映画メモ

VIVANTのJTKの映画メモのレビュー・感想・評価

VIVANT(2023年製作のドラマ)
5.0
テレビで放映した時は、外人を日本人俳優が演じてるの見て白けて冒頭10分くらいでギブアップしてまったが、世間ではみるみるうちに評判に。今回改めて観ることに。

これ民放ドラマ?
とてつもなく面白かった。
映画「ゴジラ-1.0」とともに世界に誇れるクォリティだわ。またしても日本舐めとった。(苦笑)
若干強引な展開も、豪華で見事なキャスティングと民放レベルを遥かに超えたダイナミックな映像で瑣末事項に。素晴らしかった。
中でも後半まで姿を表さないベキ演じる役所広司の存在感は「地獄の黙示録」のカーツ大佐と少し被ったよ。少しな。
役所広司じゃなければドラマ全体がもっと薄っぺらいものになってただろう。
また重い役所広司に対して軽い阿部寛のコントラストがいいんだな。

あー、面白かった。
本気出せばまだまだ凄いな、ニッポン。