まるで、クラスで1人だけ話題の月9ドラマを観てなくて輪に入れないみたいな状況だったのと、そんなに言うなら観てみたいなという興味で。
思っていた以上のスケールと、十分なカタルシスを得られる回収の仕方みたいな点は、エンタメとして申し分無いし、ヒットの理由も理解できた。
ベキがバルカに描く、"日本のような"という理想の未来像は、かつて存在し、今やその大部分を失ってしまった現在の日本に対して投げかけられたメッセージに聞こえるし、実際そうなんじゃないかと思う。
野崎が加賀恭一郎に見えてしまう瞬間が何度もある。