季晴

VIVANTの季晴のネタバレレビュー・内容・結末

VIVANT(2023年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃ面白かった…これはすごい…そりゃあ話題になるよな…一気に見終わった…
最後のベキが長官を撃とうとしてるシーンの堺雅人が迫真の演技すぎた。泣いた。
薫さんとのやりとりは正直あんまり要らなかったかなと思う…じゃないと二階堂ふみの出番が無くなってしまうと思うが…乃木に人間味を持たせるひとつの要因だったのかな。
自分のお父さんがテロ組織のリーダーだなんて事になったら自分はお父さんを殺せないような気がする。そんなんだったら別班として当たり前に失格だと思うが、それでも乃木の決断は立派だ。乃木が凄いのか。日本の別班という組織が凄いのか分からないが日本がこれだけ守られているとは知らなかった。確かに日本は平和ボケしているというイメージがあったので、捨てたもんじゃないなと思った。
乃木の人生不憫だったな…自分だったらどこかで耐えられなくなって自殺しそうだ。愛が何かを知る為に自衛隊に入るというのも普通の人だったら出来ない。日本を愛せるようになりたいだなんて。すごいなあ。その辺にいる日本人には到底出来ないことだと思う。
登場人物としては、やはり野崎さんのこの人ならやってくれるだろうという安心感はすごい。公安って頼れる組織なんだなあ。ドラムさんが健気好きだった。あそこまで他者の為に動ける人って中々いないと思う。唯一嫌がったのって砂漠を渡ろうとした時くらいじゃないか?シンプルに日本語とモンゴル語のネイティブってすごい。あと出演者のモンゴル語が上手すぎた。モンゴル語の正しい発音が何かは分からないが全くモンゴル語を知らない自分が聞いてもめっちゃ上手いんだろうなということは伝わった。日本語に全く出てこない様な発音がある言葉を流暢に喋れていた…計り知れない努力量だったんだろうな…(;;)
季晴

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