ハナコが目を覚ますと枕元に小さな男が立っていた。しんしん雪が降り続く中、男に誘われるままハナコは真っ白な雪の世界へと踏み入れていく。そこで出会ったのはかまいたち、一本足の妖怪たちや、巨大な三つ目の見越し入道!ハナコは大入道に食べられそうになるが…?!ドラマパートでは、女性(芳根京子)が雪道で車が動かなくなり、山小屋に避難。住人(池谷のぶえ)と会話をするがなかなかかみ合わない。朗読後、何が…!?
「おいで…」少年が町はずれの古いお寺で遊んでいるとどこかから聞こえてくる声。しかし振り向いても誰もいない。友達に聞いても誰もわからない。すると突然竜巻が!その中に少年はあるものを見てしまう。その日の晩、布団に入っていると、がさん、ごそんと音が…!ドラマパートでは、ネットカフェで働く女性(飯豊まりえ)が、誰もいないはずの部屋から「こっち、こっち」という声がするので行ってみるとモニターに黒い本が!
遠野では川岸で猿のような、幼児のような足跡を見つけることがある。それはかっぱの足跡だ。遠野の川にはかっぱが多く棲(す)んでいる。ある時、水浴び中の馬にかっぱがとりついた。かっぱは農家のかいば桶の中に隠れてしまった。やがてある家の娘が子供を産んだが…。ドラマパートでは、少年(板垣李光人)がプール掃除をしていると、水の中から奇妙な音が。そしてプールサイドには赤い足跡のようなものがついていて…!?