このレビューはネタバレを含みます
いずれの演者さんも素晴らしい中で、特に池松壮亮さんと仲野太賀さんの全力の掛け合いが好きでした。
気持ちを抉られるというか、呆気に取られるというか、人間味溢れるというか、言葉にならない事をよくまあここまで物語にできるもんだなと天晴れな気持ちになった。
正義も正論も無いって言いたくなるけど、諸刃の剣程度にとどめておこうかなと思ったり。あっちもこっちも考えると動けなくなるけど、清々しいくらいに自己を主張できる彼らに逞しさを見習いたくなったり。
泣き笑いでカラッと終わった。
大漁旗がそれぞれの暗黙の繋がりになってて楽しくなった。