mao

シッコウ!! ~犬と私と執行官~のmaoのレビュー・感想・評価

3.8
「く〜っ!こっちの涙腺までオープンだぜ」

長く勤めた会社を辞め、憧れだったペット業界に転職したひかり。ひょんなことから裁判所所属の国家公務員「執行官」の世界に入り込んだ彼女が、個性豊かな面々とともに債務者の人生のリスタートを見守っていく。


借金の返済などがされない場合、財産や不動産を強制的に差し押さえたりする執行官の仕事内容を描いた、これまたコアなお仕事モノ。

執行官はまったく悪くないにしても、強制執行の日には住処や財産を強制的に取り上げる形になる以上、かなり恨まれていそうな仕事だし、気苦労も絶えないだろう。こんなに大変なのに必要な備品も与えられず、公務員なのに歩合制というのは、、、、、、

しかし、作中でも「女性の執行官なんてありえない!」と何度も声が挙がったが、なんともタイムリーなことにこの現実世界でも女性初の執行官が誕生したとのこと。素晴らしい。


伊藤沙莉はやっぱりいいな、安心感があるし、笑っている顔を見るとほっこりする。

地味な恰好をしていても内側からあふれだす、中島健人の𝑺𝒆𝒙𝒚に𝑻𝒉𝒂𝒏𝒌 𝒚𝒐𝒖...🌹
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