楽太郎

デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士の楽太郎のレビュー・感想・評価

4.0
原作は既読。耳が聞こえない家族のなかで育ったコーダ(耳が聞こえる子供)の葛藤を描く。
主人公の荒井尚人を草彅剛さんが巧みに演じていて、見応えのあるドラマになっていました。
警察小説の趣はドラマにも引き継がれ、ミステリーとしても楽しめましたが、このドラマの良さは原作者もこだわった手話そのものをきちんと伝えること。
ドラマに出てくる俳優のほとんどは日常で手話を使っている方なのかな。実際にそう見えました。おかげで手話を使う方の世界を違和感なく受け入れられ、普通に楽しめました。むしろ手話が尊いなとすら思うほど。
原作はもっと続いているので、是非続編を見てみたい。
楽太郎

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