こういった学校ものは、どうしても説教くささやあつくるしさを感じてしまうのでは、と思っていましたが、あまりそういった圧が強い感じではなくて、真剣に向き合おうとしている意気込みを感じて、良かったです。
特に、最終回の星崎君と九条先生との会話は、正直、私には全部はとても理解できず、分かったような分からなかったような、何とも言えない気持ちになったのですが、星崎君が九条先生の話を聞いている時にも、理解できたり、出来ていなかったりするような表情で、逆にとてもリアリティを感じました。
「生徒一人ひとりと向き合う」という言葉は、よく耳にします。
「生徒」や「こういったタイプの生徒」とカテゴライズされて向けられた言葉はやはりあまり心には残らず、一人の個人として向き合ったうえでの言葉は、心に響くものになるのかぁ、と思いました。
