湊かなえさんの作品は、心がえぐられる人間の嫌な闇をさらけ出すものが多いが、こちらも見ていて辛くなる。見た後どんよりとした気持ちになりました。
知りたいという気持ち、背けたくなる過去に向き合う辛さを押してまで駆り立てる情熱、北川景子さんの化粧っけのない抑えた暗い表情からどこにそのエネルギーがあるのだろうか、と思ってしまう。
事件にはそれぞれその背後にある当事者にしか分からない真実があり、それを知ることで救われる人もいれば傷口を広げてしまう人もいるのかもしれない。
と色々考えさせられたドラマでした。