台湾総選挙をバックアップする人達の映画
だが、その裏側で行われる人々の問題を多角的に提示している
レジビアンであることを侮辱されて暴力を振るったことで落選したウェンファン(シエインシュエン:私の中ではチンジャオリン)は総統選挙での裏方だが、そこに来た新人のヤーチン(ワンジン)がセクハラにあったことをサポートしているうちにどんどんなんかえらいことになっていくぅぅぅ
いやぁ実に見応えがあった
台湾は役者が限られてしまうので見たことのある役者さんが多いが、相手党の副総裁候補の娘が無馨の貝貝(ベイベイ)ちゃん役の子で喋ってたので役だったのか!となる
しかしチンジャオリンは言うまでもないがワンジンもうまいわ
チェン主任の口だけ約束マンもいいし若者たちも実にいい
台湾の総統選挙は色々な問題があるとしても国民の関心がきちんとあるというだけで素晴らしい
日本も見習ったらええのになぁ
しかし長きにわたる戒厳令や国民党支配からの民主主義はあまりに悲しい歴史なので難しい
それにしても政治的題材をセクハラやリベンジポルノ、家族問題、死刑廃止論、女性問題、環境問題に絡めながら切っていくの、すごいわ
チンジャオリンのおじいちゃんも用九商店のおじいちゃんも出ていて満足感高い