空さんの映画レビュー・感想・評価

空

コード CODE 悪魔の契約(2016年製作の映画)

3.2

結婚を控えた冴えない銀行員が、高めの素敵なドレスを花嫁に買ってあげようと思ったのか友達にお金を借りようとしていた時に、願いが叶うアプリを教えてもらった
そのアプリはなんでも願いが叶うが、代償が必要
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Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

3.5

この海と景色だけを観ているだけで心が洗われる気がするのが不思議やわ
みんなが年を重ねていてもそこに変わらずある島ってのほんまええなぁ

ストーリーはドラマ12回分をぎっしり押し詰めた感じで一気観したと
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シスター 夏のわかれ道(2021年製作の映画)

3.3

小さな頃に自分を「障害者」ということにして第二子を作ろうとした両親が交通事故に遭い突然の死。カメラの中には小さい男の子の写真しかないので本当に娘かすらも信じてもらえない。中国の一人っ子政策が終了してか>>続きを読む

1秒先の彼(2023年製作の映画)

2.8

台湾映画「1秒先の彼女」のリメイクと聞き観てみたが、私はもしかしたら岡田くんがあかんのかもしれん…落語のような京都弁に人間性を感じられない役柄、台湾版のリウグアンテン(劉冠廷)の朴訥さが際立っていたこ>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.5

観終わって2時間半眠れなくなった…
サブリミナル効果でも入れてあったのか?と思うほど脳が眠らない
一緒に観た人は思った通り「ノマドになろっかな」と言い出したw

アメリカの下支えをしていた人々が公的年
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.8

完全にパーフェクトデイズと勘違いして観始め、いつトイレ掃除が始まるかを待ちながらも、所々で涙が…そして怒りが…
このタイミングでこの音楽は外人ならではやなぁ、とか間の取り方とか上手いなぁとか日本映画と
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.5

いつ頃を設定しているかわからないまま話しがトントントントン進んで、あっという間宇宙へ!!あなたは火星に行った人!が出て来て、おおおーこれが5次元の話かー!となる。
なるほど、科学的知識は全くないがシャ
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プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)

3.3

NYでバーテンダーをするボスにバンコクにいる友人から電話が入る
ガンがわかってお願いがあるという
この彼はあれだドラマ「デリート」の牧場主の息子だ!向井理と綾野剛を足して2で割ったような、そしてボスは
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自転車泥棒(1948年製作の映画)

3.1

敗戦後のイタリア
職安に群がる人々
運良く市役所の仕事にありつけたアントニオ、しかしそれには自転車が必要
質にも多くの人が並ぶ
使っていたシーツを質に出して、出してあった自転車を質から下ろす
淡々とス
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眺望良好(2019年製作の映画)

2.6

香港賑やかファミリー
大喧嘩しても窓から見える美しい景色を見ればみんな気持ちが安らかになる
そんなある日、突然窓の外に大きな看板が!!!

このファミリーのお母さん見たことあるなぁとキャスト見たらアニ
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イカとクジラ(2005年製作の映画)

3.2

随分前にクリップしていたが満を持してようやく観ることができた

家族でテニスをする場面からxxxな言葉で夫婦間でも親子間でも敬意がなく、しかしまあありがちな常に自分が天才旦那とそれに呆れる妻
夫婦は男
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心のカルテ(2017年製作の映画)

3.5

「心のカルテ」って邦題が…
原題「To be born 」だぜ…
美しい題名にし過ぎなのが面白くないが、深刻な拒食症の治療に関する映画
正にTo be bornなのだよ

人がどうして生命に必要な食を
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失恋の33日(2011年製作の映画)

3.2

失恋のあり方は人それぞれ
突然だったり、冷静だったり
7年付き合った彼氏が自分の親友にキスをする所を偶然見てしまい、突然の失恋からストーリーが始まる

主人公が頑固で気の強い女の子だから、まあ怒る怒る
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.0

映像が美しいな
あまり触手が動かなかったのだが時間があって観てみた
ジョニーディップに真田広之とか豪華すぎちゃってお腹いっぱいになりそうだった
しかし公害問題、ここでもやはり外国メディアからきちんと指
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.7

いいねぇ、ほんわかしたわ
のんをこれだけ海に飛び込ませるのはあまちゃんの見過ぎなのか?w

ともあれ、さかなクン的生き方をバックアップする背景が優しくていい
どこかの学校で「いじめに関する芸能人の言葉
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アメリカで最も嫌われた女性(2017年製作の映画)

3.5

なかなか良い
憲法を学んだが、子供ができて男に逃げられたマデリンは父親の食事の祈りの最中に小声を言われブチギレ
子供が小学校の頃に朝の会で祈りを強制される事にブチギレして最高裁まで争って学校での「祈り
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幻土(2018年製作の映画)

2.4

なぜ裸で走ったのか?
序盤でもう眠気に襲われノックアウト

教えて? ネコのココロ(2022年製作の映画)

3.1

ネコが芸をさせる事自体があまり好きではないが、芸ができるほど頭が良いという視点かもしれない
が、ネコに愛されるとか、期待するものでもない気もする

ネコは愛すべき存在で非常に頭のいい人に媚びないからこ
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我が美しき壊れた脳(2014年製作の映画)

3.0

30代での脳出血で言語障害等が残り、少しでも元の生活に戻ろうとする実録か

突然の脳出血はおそらく誰に突然降りかかるかわからない不運
ある日突然言葉が出なくなったら、脳出血の後に発作が残ったら
何から
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ハンガー:飽くなき食への道(2023年製作の映画)

3.7

タイの屋台で中華鍋を振るう姉ちゃんが超一流フランスシェフの元で腕試しをする的な

バッドジーニアスの姉ちゃん(タイ人の名前が長すぎて覚えられないw)何しても似合うなぁ、そして引いたら絵で映える
大衆食
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疫起 エピデミック(2023年製作の映画)

3.2

ワンポーチエみたさで観た
2003年のSARSの時の話
広東、香港から広がってきて台湾もかなり緊迫した状況だったのだろう
看護師や医師らの葛藤もよく描けていると思うが、今ひとつ緊張感が保てない
現場は
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若きユグオの喜びと悩み(2022年製作の映画)

3.1

中国昆明(クンミン)の16歳の少年がルーマニア🇷🇴の作家に憧れ留学
元より自分は龍だと思っていたというのとても良い
転生はどうであれ彼はルーマニアに愛され愛しその土地に呼ばれた人なのだろうな
30分の
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スタッツ:人生を好転させるツール(2022年製作の映画)

3.0

life force, part X セラピーにかかって人生に必要なツールをみんなにも知ってもらおうと精神科医とのセラピーを映画にした

確かにXに苦しめられることは多いから、この理屈はありだなぁ
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僕と幽霊が家族になった件(2023年製作の映画)

3.8

あかん爆笑&涙(出てないがw)
ゲイ嫌いの警官が犯人を追いかけた末に冥婚の赤い封筒を拾ってしまう
中国圏では赤い封筒だけは気をつけろ、と言われているのを思い出した!
まさかのゲイの男の子との冥婚!
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チィファの手紙(2018年製作の映画)

3.4

チンハオ目当てで観てみた
所々、演出というか撮り方が気になりなんだろうと思ったら日本の監督さんなのね

ダメダメ男を演じさせたらNO1(私の中)のチンハオがやはり、ダメダメ男をいい感じで出していて、い
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無聲 The Silent Forest(2020年製作の映画)

4.1

台湾の実話を元に作られた映画のようだ

貝貝(ベイベイ)ちゃんが可愛い
聾者が通う私立の学校の話
普通学校ではなかなかついていけないチャンが通い出すと皆楽しそうに過ごしていて好感触だった
そこからの下
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劇場版 おいしい給食 卒業(2022年製作の映画)

3.9

だーいーじょーおぶどんな時も〜🎵
主題歌もいいね〜

久しぶりに甘利田先生とゴウ君のバトル、爆笑にしてプスプス笑わせて、最後はプファ〜と終わらせる

何にしろ給食への蘊蓄も語りも最高だしウイスキーボン
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狂徒(2018年製作の映画)

3.4

ウーカンレンとありみてみる
「悪との距離」のメンバー多いな
制作年は分からんが、台湾ドラマ「お仕事です」で林君が腕の骨折ってたのこのドラマ撮影なのか?と思うほど激しいアクションっぽい
所々クスっと笑え
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台湾萬歳(2017年製作の映画)

3.2

台湾ドキュメンタリー第三弾
台東山岳部の台湾族の人々の暮らしを淡々と見つめる
日本であった時代と終戦後の国民党の時代どちらに置いても淡々と山や海で暮らしてきたようにも見える
人の生きることとは何かをな
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台湾アイデンティティー(2013年製作の映画)

3.5

台湾ドキュメンタリーシリーズ第二弾
日本統治下で日本人として日本語を教育された台湾族や台湾人らが戦後どのように生き、どのようなアイデンティティを獲得したのか、非常に興味深かった

皆優秀な方々で台湾か
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台湾、街かどの人形劇(2018年製作の映画)

3.5

台湾の人間国宝、布袋戯の記録
指一本と竹の棒一本で人形の首の細やかに動きを表現しているのすごい

ここでもまた国民党のプロパガンダとしての台湾語の禁止や布袋戯の禁止など伝統文化への圧力

かつては庶民
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台湾人生(2008年製作の映画)

3.3

歴史的価値のある映画

日本統治下の台湾は50年は日本語教育、日本文化の強要、天皇陛下の赤子としての軍用などがあり時代に飲み込まれた人々らの言葉は重い

もちろん日本の教育や鉄道文化などの功績は大きい
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不夜城 SLEEPLESS TOWN(1998年製作の映画)

2.8

いっそ香港映画にしてしまった方が良かったのでは…
角川にしてしまったために金城武やエリックツァンまで出てるのに中国マフィアの緊張感が台無し

中国語聞き慣れてくると日本語のまったり感がなんかイライラし
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ピンク(2016年製作の映画)

3.0

インドの今的映画なのかな
デリーで女の子が3人で暮らしている
劇中でも「女の子に部屋を貸すからだ」とか
女の子がお酒を飲んで笑ったら、男の子の好きにしていい
とか
不気味っぽいお爺さんがまさかの…
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.2

感音性難聴による聴覚障害を持つケイコがプロボクサーとしてボクシングをする
カメラのブレが気になるが、ケイコの表情が実にいい

三浦友和がボクシングジムのオヤジさんというのがいまいちフィットしない感(優
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願いのカクテル(2019年製作の映画)

3.5

まさかのホッピービバレッジに泣かされるとは!

ツクネが喋り出した時はどうなるかと思ったがw

なかなかようございました

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