manami

ノンレムの窓 2023・夏のmanamiのレビュー・感想・評価

ノンレムの窓 2023・夏(2023年製作のドラマ)
-
[夕暮れ時の葛藤]
レジの行列。移動するかしないかの内なる「葛藤」だけなら、あるあるなのでまあ珍しくはない。ところが小澤征悦ターン暗転からの展開、新人店員さん・ベテラン店員さんの「葛藤」がバカリズムらしいめんどくささで、面白かった〜!ってか、そんな立場なんだったら変装とかさ、何かあるでしょうよ。

[推してもいいデスか?]
バカリズム作品に夏帆は、やはり相性抜群。夏帆が演じるモエミの心の声が、まさにそれそれってものばかり。「推せる」とか、確かに変な言葉だよね〜。隣のレジ空いてるのに「だいじょぶでぇす」とか、「一緒に働いてる感」とか、笑える。マドカさんマド谷さんとのトークまでが、バカリズム的にはオチなんだろうね。

[出世したくない君へ]
バカリズムの(良い意味で)イジワル性悪な観察眼や切り口が一番冴えわたっている。意識高い系イジリすぎでしょ。八嶋智人の意識低い系オッチャンは言わずもがな、瀬戸康史の「テンプレ意識高い系」「真面目に意識低くしようとする男」「ついに極めちゃうヤツ」どれもハマり役〜。

現代の若者たちは、ベテラン店員さんの回想とマド谷さんの関係性、理解できたのかな?
manami

manami