プライム・ビデオ鑑賞
「ジョンウィック」シリーズのスピンオフ作品.
ウィンストンスコットがコンチネンタルの支配人になるまでを描いた前日譚。
とても良いセンスのアニメーションでスタート。
それと楽曲のチョイスと挟み方もとても良いです。
エピソード1・2ではたっぷりとタメ、エピソード3では全部開放したようなカタルシスがありました。
幕開けとなるホテルでの決戦は、そのBGM（これもまたセンスが良い）もあってとても高揚しましたね。
あとホテルから飛び出してくるが殺し屋達が、皆が本編より殺し屋然としてたのが面白かったです。キャラ設定凝ってますね。
特にツインズの活躍は目まぐるしく、その黒コートで暴れ回る様は特別抜きん出てました。
また黒コートだけでなく、体術など動きもマトリックスでしたね。
銃撃戦もですが、兎に角派手で無双な二人でした。
それともう一人、老人スナイパージェンキンスです。
孤独を受け入れた明るい老人ですが、その仕事がすごい。
みるみる消し去っていくのは実に爽快でした。
そして最後、ちゃんとロマンスの花を咲かせるのも憎い。
メルギブソンも最後まで良い悪役でした。
最初は地味なギャング物に映りましたが、3まで通すとちゃんと「ジョンウィック」に帰着してとても面白かったです。
あとopのアニメーションで、道場？武器庫？の掛け軸の文字、毎回変わってて、1は「犠牲」２は「忠誠」3は「歸正（正しきに帰る）」でした。各タイトルとちょっとリンクさせてましたね。
