あちぴろ

ミステリと言う勿れ 特別編のあちぴろのレビュー・感想・評価

ミステリと言う勿れ 特別編(2023年製作のドラマ)
4.0
漫画好きの自分は、このドラマ放映中の1話を観てからすぐに既刊10巻までを購入。(現在12巻までは購入済)
この1話があまりにも衝撃的すぎた。
漫画でもこの1話が描かれているのは当然だけど、漫画以上にドラマは全身が総毛立つほどの衝撃的なラストだった。

それ以降の話はそこまでの衝撃もなくて、我路を引っ張りすぎてたりしている印象だった。
原作では我路編終わりに広島で行われる展示会に向かった整だったが、ドラマ版ではその広島編がなくて、「ん?」と思っていたがまさかそれを映画でするとは…

さて、そんな映画化の内容に少し触れて映画館へと足を運ばせる手法だろうと思っていたら、全くの新作。
実際、漫画は7巻あたりで停止している(読めよ…)ので、この内容は11巻で登場しているとか。
いや、ほんとなんのために漫画集めてるんだって話しだ。笑

志尊淳演じる、相良レンが大きな活躍。
確か、漫画では山荘で起こった事件「アイビーハウス事件」で登場してた記憶があるが、ドラマ版はなぜか伊藤沙莉の風呂光だったので、今回が初登場?かな。
この志尊淳がかなり良かった。
ほぼ整の活躍よりも、相良レンの活躍だった。

内容もすごくほっこりする話でとてもよかったんだけど、塚地武雅の演技がどうにも刺さらない。
なんだろ。暑苦しいというか。
泣きの演技がなかなか涙流れないし、そこを集中して観てしまった。

映画への布石を流すことなく、全くの新作を用意していたことはかなり良かったし、衝撃の1話を再放送することで「ミステリと言う勿れ」を知らなかった、観てなかったユーザーも取り込めたのではないかと推察。

King Gnu「カメレオン」が素晴らしい。
イントロが流れるとそれだけで鳥肌が立つ。

最近は邦画も洋画もすぐにPPVで見れてしまうので、映画館に行くという選択が大きなスクリーンで観なければという作品にしぼられ気味なので、映画を観れるのはしばらく先になるだろうな…
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