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ミステリと言う勿れ 特別編のmanamiのレビュー・感想・評価

ミステリと言う勿れ 特別編(2023年製作のドラマ)
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原作を読んでてもドラマもちゃんと面白くて、好きだったなぁ。で、それが映画化されるにあたっての特別編。
前半は原作でも連ドラ版でも最初に描かれていたエピソードの、リブート版になっている。久能整というちょっと個性的な大学生の、人間性や能力などがとてもよく伝わるエピソードだから、この世界にすっと入っていけるよう導いてくれるし、ひいては劇場版鑑賞への足がかりにも十分なるだろう。
後半はタイムカプセル編。篠原涼子と菅田将暉の共演ってことにも期待してたけど、二人が絡むシーンはほぼなかったね。篠原涼子は役柄的な事情で、半ば一人芝居状態だったし。二人がバチバチするとこ見たかったのになぁ。
それと、推理する人達のうち半分くらいが全然喋らないの、さすがに不自然よ。名のある役者さんをこの範囲まで揃えるのが難しかったからかもしれないけど。それなら教室に残る人数を最初からもっと少なくしても良かったのではなかろうか。
そしてそして、良かったのはやっぱり相良レンね。ここへ来てようやく彼が登場するのか、という驚きもあり。志尊淳もハマり役!ドラマにこのキャラが出てこなかったのは、この特別編のためだったのかな?だとしたら凄い挑戦だな。
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