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ブラックファミリア~新堂家の復讐~のAのレビュー・感想・評価

1.5
最近流行りの復讐モノ。
演技やシナリオのチープさは否めないが、全10話なのでなんとか観終えることができた。
ラストは少し含みを持たせているが、視聴者に解釈を委ねるスタイルではなく、プロデューサーのなかで確立された正解があったのでスッキリした。

以下、福田浩之プロデューサーのインタビュー記事から抜粋。

歪んだ愛しか知らない葵だから「愛しているから殺した」なんて今は言うけれど、「本当の愛を知ったらそんなことはできないでしょう?」と、一葉は伝えたかった。
愛をきちんと知った葵の償いはどんなものなのか?
そして、その結果、一葉が葵に対しどんな行動を起こすのか?
つまり、一葉にとって納得できる復讐の対象へと育てるべく、葵にこれから自ら愛情を注いでいくこと、それが一葉にとっての新しい復讐のスタートなのです。
ラストシーンの最終カットがタイトルで終わりますが、これは、本作としては一旦ここで終わりだけれど、新堂家の復讐劇はまだ終わっていない、「ここからが新しい『ブラックファミリア』だ」という意味合いを込めています。
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