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すべての見えない光のpenのレビュー・感想・評価

すべての見えない光(2023年製作のドラマ)
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ヴェルナーとマリーの半生を原作を基に描いてはいるものの、基本的にはマーク・ラファロとヒュー・ローリーを中心とした大人たちが少年少女へ未来を託すようなドラマ構成になっている。
群像劇でどこを切り取って話を進めるかとなった時、確かに全4話なら大人側から切り取った方が話が早い。幼さと若さゆえのまわり道が原作の特色の一つであった気もするが、こうやっていかに映像化に際しアレンジされるかも楽しみの一つではある。とはいえ最終話はあまりにもエンタメし過ぎているような。最後の進軍場面含めて露骨にアメリカの映画で、これを意識的にやっていたら凄い。

アリア・ミア・ロベルティはオーディションで選ばれた新人らしいのでルイス・ホフマンともに今後の活躍に期待。そう願うほど役者陣が良かった。あと映像はやはり予算が他とは違うのを感じる
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