このレビューはネタバレを含みます
めちゃめちゃ良かった。
初々しいエネルギーが青春というエンジンの力を借りて、華やかに弾けていく感じ。
上手くいかないこともあるけど、お互いを理解し合って程よい距離感で支え合っていく。
抽象的な表現を探す楽しみもあって、イゴールが広い麦畑で白シャツを脱いで歩くシーンは、自分に合っていない物(バスケ選手としての未来)と将来の大きな可能性(広がる畑)を表現しているようだし、ニコとレナ服とかを全部燃やしていくシーンは2人が新たに生まれ変わることの描写なのかなって思ったり、道路で行き先が異なるのも別の道を歩む2人の未来を描いている気がした。
白い馬は苦難の中の希望の光なのかな?
悩んで、ぶつかって、気持ちに正直に!エネルギッシュに!生きていきたい!!
そう思わせてくれる映画だった。
素直で感性爆発系のレナ
思いやりがあって感性もあるけど、石橋は叩いて渡るタイプのニコ
葛藤があるけど実直で心優しいイゴール
強がりで現状に不満を持っているけど憎めないマルウィナ
少年少女4人、みんな違ってみんなすごく好きだった😌
あと、大体誰かが寝てると思ってこっそり話しても起きてものだよね笑
レナのファッションが結構オシャレで、シースルーのドレスとかショート丈でメンズっぽいレザーブルゾンとか、結構モードとか最近のトレンドガッツリ取り込んでない!?と驚いた。
色合いも全体的に綺麗なんだけど、色調を編集しすぎていない感じが少しのリアリティさを残しているようで、これまた好みだった。
見れて良かった!
ただ、レザーのジャケット着たまま海に入っておいて、入試の日にジャケットが復活してるのは笑った😂