くまやま

1923のくまやまのレビュー・感想・評価

1923(2022年製作のドラマ)
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「1883」のエルサ(イザベル・メイ)がナレーション担当という粋な計らいが沁みる。「イエローストーン」サーガならではのアメリカ濃縮還元っぷりはそのままに、一部舞台をナイロビに移したりの新機軸も。なによりハリソン・フォードの出立ちが完全に"ダットン家の男"で感動しちゃう。

スペンサーとアレックスが魅力的すぎて、ダットン牧場のゴタゴタそっちのけで二人のアフリカ大冒険が続いてるのがまさにテイラー・シェリダンの筆がノッてる感じでいい。象に襲われ、ライオンに狙われ、サメに囲まれ…盛り込みすぎだろ(いいぞ!もっとやれ!)。

ダットン牧場のパートは(歴史は繰り返すので)ほぼ「イエローストーン」と同じ内容なんだけど、狡猾な羊飼い役が世界一似合うジェローム・フリンが全く飽きさせない。「GOT」のブロン以来のハマり役。そしてなにより今回はアフリカ大冒険が最高ですよ、これは。
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