うーむ…
ハリソン・フォードやヘレン・ミレンの場面になると俄然画面が引き締まる。
対して、息子の"戦争の傷を癒す旅"の中、ロマンスの場面は俄然シェリダントーンがダウンで此方は冷めてしまう。
息子の彼女役は上手いと思うし、明るくて可愛いよ。でもさ!
そんなもんじゃペイしない位にトーンダウンだよダウンっ!
モンタナの大地はいつだって、人間の争いを他所にあまりに厳しく、美しい。
対して変わる代わる差し込まれた息子の旅場面では、毎回の終着点にもってゆく迄に盛り込まれた或る意味でのサービス感が、ハッキリ言って安っぽい。
金はかけてあっても目眩く場面に、逆にこちとら飽きてしまったぜよ。
このシリーズに脈々と流れる何か…
厳しさや辛苦、対してその裏に有る儚さや美しさ…とかね…
それなんかを、これでもかと"説明される様な脚本や演出"ではいけないよな。
魔法が無いもん。世界に入り込めないよ。
甘さをもって観ているファンも、甘い作りが続けば離れてしまうぞなもし。
続きに期待しとるぞなもし!