軽い！薄い！弱い！
セリフも所作も重みがない。倫子やお品の言葉遣いは公家っぽくないし、大奥の面々の口調も軽い。「お腹いっぱい食べれる」とか言っちゃってたし、時代劇やる気あるのかなってレベル。
序盤の奥女中たちから御台所への嫌がらせは子どもっぽいし、その後態度が変わる過程もよく分からない。後半は後半で、田沼の嘘があっさり露呈しちゃうし。
あと、みんなそれなりの地位にあるはずなのに、大奥の中を一人でふらふら歩き回りすぎ。厠に行くにもお付きの者が離れないほどだったのに、矛盾甚だしい。
小芝風花と西野七瀬の無駄遣い。
2000年代の大奥シリーズとむやみに比べるのも良くないんだろけど、まぁどうしたって意識せずに見ることは難しいよな。山村紅葉・ハシヤスメアツコらの3人組とか、浅野ゆう子のナレーションとかもあるし。
今作で「やっぱり大奥はNHKだな」とは思わないでほしい、浅野妙子版はちゃんと面白かったのよ〜。
