ずっと薄っすら気持ち悪いドラマだった。
特に第6話の虐待サバイバーである雨に虐待母を許させる展開は醜悪だった。
家族とかどう生きるか、どう思い合うかがテーマという点ではすぐあとに放送されてた「春になったら」と同じなのに、こちらはとても閉ざされた世界に感じられてしまった。すべてを家族で背負う必要はないのに、家族またはお互いの愛に依存しすぎ。自己犠牲こそが愛みたいな考え方には馴染めない。
五感を失うという設定も、べつにそれほど生かされておらず、ただの道具立てにすぎなかった。現実に五感のうち一つあるいはいくつかを欠いた状態で暮らしている人が観たら、だいぶ気ぃ悪いんではないだろうか。
青みがかった映像はきれいでした。
永野芽郁と山田裕貴の組み合わせがよいので、2人のラブコメを観たい。