matsuboさんの映画レビュー・感想・評価

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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.5

女性たちが表立って連帯するわけではないところが熱かった。あとに続く人たちがいることを信じて口火を切ったグレッチェンの強さ。

もし、自分があの会社にいたらと思うと、あの醜悪なTシャツを断るくらいしかで
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恋は光(2022年製作の映画)

3.5

西条くんと東雲ちゃんの変人バイブスがピタッと噛み合ってドライブしていくところがおもしろかった。

女性3人のキャラがそれぞれ魅力的だった。

しかし、学生なのに高そうな店でメシ食ってるな。

(2022年製作の映画)

3.5

飲み会帰りの明け方の街角の感じがよかった。

先生! 、、、好きになってもいいですか?(2017年製作の映画)

3.5

王道少女マンガ展開。ファンタジー。
いまひとつ魅力に欠ける主人公だけど広瀬すず力で突破。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

IMAXで鑑賞。あの世界観に没入できて、砂漠の民の一員になった気分。

ポールが砂虫に乗るところ、ナウシカの「その者、青き衣をまといて金色の野に降り立つべし」の預言成就の場面と重なりグッときた。

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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

インティマシーコーディネーターやLGBTQ+インクルーシブディレクター、トランスジェンダー監修も入って丁寧に作られている映画だと期待して観に行ったらガッカリ。

なぜ、いま、トランスジェンダーの登場人
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

山添くんがいつ栗田科学の作業着着るのかなと思いながら観てたけど、そこか!

渋川清彦さんのところはもらい泣きしました。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

評判がよくて観に行ったけど、あまり好きになれなかった。最近、カンヌのパルムドール作とか追ってないのでこういう映画の見方を忘れてしまっているのかも。

ほぼほぼ法廷の場面なのに法廷ものじゃないっていうの
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

やはり母親の呪縛からは逃げられないのだ(諦観)

ちょっと個人的な話を。わたしは被虐待児として母親に怯える幼少期を過ごしてました。いまではもう母親とは縁を切った状態で穏やかな日々を過ごしていたんですよ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.5

和田くんと副部長と映画を観る部。

その歌、歌うのそっちかい!

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

あのダンスシーンだけでおつりがくる。
美術も衣装も音楽もエマ・ストーンもマーク・ラファロもすばらしい。

ラストは「アウトレイジ」の三浦友和の白ジャージを思い出した。お前もそっちいくんかい!

デート
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

5.0

新所沢PARCOの閉館にともなうレッツシネパークの閉館、寂しいかぎりです。「シネパークで楽しむ最後の映画たち」で本作を観てきました。

初めて観たのは、中学生のとき。映画教室のような催しで学校の体育館
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ミツバチと私(2023年製作の映画)

4.0

名前…

「リリーのすべて」でエンドクレジットがEinar/Lili ではなく、ただLiliとなっていたのにグッときたけど、本作もLuciaだったのでホッとした。

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

5.0

お正月に観たのに圧倒されて言語化できないまま寝かせてしまった。

まごうことなき反戦映画。戦争の色が濃くなる街をトットちゃんが疾走するシーンは白眉。

いま、この作品を世に出してくれた作り手たちの思い
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.5

これ妖怪の話だった?
幽霊界と妖怪界の違いもよくわかっていなくてごめんなさいという気持ち。そもそも、わたし原作もアニメもそれほど通ってないんだった。

血飛沫シーンは楽しかったです。

水木がいい塩梅
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市子(2023年製作の映画)

3.5

杉咲花がすごい。

あんなタイミングであんなふうに北くんが二度も現れなければ、市子の人生もう少しマシだったのではと思ってしまった。
結果的に支援団体のせい?

あと、あの状況だと長谷川にも北くんにも警
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

4.5

1作目のメッセージは「埼玉に山田うどんあり」だと思っていたので、冒頭から山田うどん登場でテンション上がった。

関西圏の勢力図とか関西ネタも関西芸人さんのフリートークで耳にしていたし、両親が関西人なの
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.5

シロさんのご両親の感じがリアルなのかな。
適度な距離感を保ちつつ、シロさんとケンジ、末永く仲よく暮らしてほしいです。

チャラくて自己肯定感高い松村北斗が最高でした。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

「シン・ゴジラ」とは異なり人間ドラマ主体にも関わらず、お芝居のトーンが全部一緒で、役者がみな下手に見えた。本来はうまい人たちばかりなのに。山崎貴監督のお芝居パートってみんなこんな感じなの?

敷島の選
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.5

とにかく長尺だし、トイレ問題に怯えてかなり水分控えて挑んだ。すべてのシーンが見どころって感じでトイレに行けそうなタイミングが全然なかった。結果、漏らさずにすんだのでよかったけど。

デニーロおじさんが
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.5

タイトルから勝手にフラヌールっぽい話なのかと思ってたら全然違った。ナイトクローラーってそういう意味なんだ。

ファーストカットから気味の悪いジェイク・ギレンホールの演技力がすごい。
「タクシードライバ
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

映像が美しかった。
アクション全部盛りも楽しく、特に凱旋門のカーチェイスとクライマックスの階段アクションがよかったです。

犬に優しく妻を愛した夫、ジョン・ウィックよ、永遠なれ。

字幕翻訳: 松崎広
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コンフィデンシャル:国際共助捜査(2021年製作の映画)

4.0

前作の北朝鮮のチョルリョン、韓国のジンテに、アメリカのジャックが加わり、3人の共助体制に。

コメディ要素が増し、頭使わずに楽しめた。

ジンジャーミルク(2021年製作の映画)

3.5

ろう者の監督の映画の字幕には音情報はなく、あらためて音情報について考えるきっかけになった。

上映環境が悪すぎて、内容があまり頭に入ってこなかったので、もう一度、よい環境で観たい。

霧幻鉄道 只見線を300日撮る男(2021年製作の映画)

4.0

東久留米市、小平市、西東京市の福島県人会の主催上映会で鑑賞。

只見線を撮り続ける星賢考さんの人間としての魅力がすごい。星さんをはじめ、只見線復旧に向けて尽力した地元の方々の熱意が尊い。

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.5

吹き替えで鑑賞。
ノンバイナリーのキャラクターが登場すると聞いて観にいったのですが、どれだかわからなかった。あとから調べたら、ウェイドのyounger siblingと紹介されたレイクというキャラクタ
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.5

好物のはずなんだけど、それほど心踊らなかった。年を取ってしまったのかなぁ。
クローネンバーグはこんなにも元気だというのに。

字幕翻訳:岡田理枝

福田村事件(2023年製作の映画)

3.5

バリアフリー字幕上映をしてくれてありがとう、ユーロスペース。

ああいう場面になったとき、結局止められず見ているだけになりそうな自分。付和雷同とならず、村八分を恐れない人でありたいけれど…

豊原功補
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ゲキ×シネ「薔薇とサムライ2 海賊女王の帰還」(2023年製作の映画)

4.5

友人に誘われて、新感線もゲキシネも初体験。しかも、なんと応援上映!

いや〜、天海さんがカッコよすぎてほれぼれしますね。宝塚オマージュの箇所もあったりして、もうキャーってなりました。

代役だった石田
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.5

トムが ”Please enjoy the show! “って送り出してくれて、それだけで泣く。

シネマシティで観たせいかもだけど、お盆休みでほぼ満席なのに、冒頭からみんなの集中度がすごかった。シネ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の火事の映像にはワクワクしたんだけど、眞人が冒険し始めてからがものすごく退屈だった。なんで、わたしにはこんなに退屈だったんだろう。まったく刺さらなかった。

眞人が木刀取り出したりヨンドゥのヤカの
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劇場版ラジエーションハウス(2022年製作の映画)

3.0

ドラマを観てなかった人には、五十嵐さんと甘春先生の関係がさっぱりわからなかったと思うぞ。

東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-(2023年製作の映画)

3.5

俳優さんたちの熱量は感じられるものの、やはりストーリーには入り込めず…。まあ、原作を読んでいないせいなんだと思いますが。やっぱりマイキーに魅力を感じられないのが致命的。

公開前の番宣番組で見どころと
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

ライブシーンは迫力があって楽しみました。

主人公の大は最初から情熱も才能もあるので、大のドラマというよりは雪祈と玉田の物語だったかな。

ただ、冒頭の雪祈の街場のミュージシャンを小馬鹿にする感じには
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

4.0

冒頭、人物の関係性や立場を把握するのに時間がかかってしまい、肝心の議論の内容が入ってこなかったので、公式サイトの人物相関図を頭に入れて観に行けばよかったです。

寓話として描くなら、年代は明示しないほ
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闇金ドッグス(2015年製作の映画)

3.0

ペントレの萱島さんで沼落ちしたので、山田裕貴目当てで観ました。比べてごめんやけど、闇金ならやはりウシジマくんのほうがおもしろいですね。

強面のヤクザの皆さまに囲まれた山田裕貴はシュッとしすぎていて、
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