RaLa

春になったらのRaLaのレビュー・感想・評価

春になったら(2024年製作のドラマ)
5.0
映像美。
対話をしてくれる間も好きだ。
構成もいい。アバンタイトルまでが最高で
ちゃんとすれ違いや人間模様が見えるのが良い。
職業選択も好きだ。
出生と死亡の対比と、メタがあるのが良い。
父が少しでも変わってくれたらと願うけど
変わらなくたって私はきっと泣いてしまう。

春になったら、私も変わっていたいなと思う。
このドラマと過ごす三ヶ月、大切にしたいと思う。

4話
福山さんの主題歌のタイトルで頭抱えた。
人間模様が本当にあたたかくて好きだった。
気づかないことも悪ではなくて、
言えないことも優しさで、言わないこともやさしさで。
優しさだけでできていてもすれ違うし問題は起こる。

5話
最高の折り返し地点。
小林聡美さんの暖かさにすくわれてた。

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三ヶ月前の私へ

変われたよ、ちゃんと。
私にも、自分で自分の変化に気づける
ひとみがあったの。

でも、それはね、人から貰う言葉で気づいたの。そしたらね、自分の良さに自分で気付けたり、抱え込まず素直に自分の気持ちを人に伝えることができるようになったよ。
恥ずかしいけど、いつも酔っ払って倒れてる人がいても見てみぬフリをしちゃう私だけど
今日、初めて立ち止まって助けられたよ。

みなこほどの葛藤じゃないけど、
好きになってよかったなと思える人にも出会えたよ。短い中で苦しかったけど、それでもその経験があってよかったって思えたよ。

死ななくてよかった。
最終回までこの作品を見られてよかった。
冬はいつも苦手で、気持ちがたくさん沈んでいって春なんて感じられないけど、
「春が待ち遠しいね。」って言える仲間や友達がいることにいつまでも感謝を忘れずに
日々、生き続けていきたいと思った。
そして、その心を誰かに渡したい。
そのために私は表現をしている。
RaLa

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