このレビューはネタバレを含みます
正直そんなに期待していなかったのですが、見事に良い意味で想像を裏切られました。
復讐が復讐を呼ぶスリリングな展開の連続と、どうしても納得できるはずのない主人公の硝子の抱えてしまうことになった復讐の人生。
こんなに悲しく辛い主人公を見ていて、何か救いはないものかと何度も思ったけれど、復讐のきっかけにもなった徳道さんとの出会いがあったこと、徳道さんという人の考え方や性格などが、本当に良かったと心から思いました。
にしても、硝子の復讐の相手の奴らがみんなクズ過ぎたのが本気で腹が立ちました。こんなクズがいるから世の中悪くなるんだと心底気分が悪かったです。
最後には、硝子が都市伝説となり、ダークヒーロー的な存在になったのもなんか個人的に好みな終わり方で良かったです。