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爆上戦隊ブンブンジャーの作品紹介

爆上戦隊ブンブンジャーのあらすじ

独創的な発想と天才的なチューンアップ技術を持つ“届け屋”の範道 大也は、宇宙から飛来したクルマ型宇宙人の「ブンドリオ・ブンデラス(愛称:ブンブン)」と出会い、自宅に居候させる。奇妙な同居生活をしながら、次々とスーパーマシンを開発する大也とブンブン。 そんなある日、大宇宙侵略大走力団「ハシリヤン」が地球にやってきて、人間の悲鳴エネルギー「ギャーソリン」を集めるため、人々を襲い始める。 大也は、個性豊かなプロフェッショナルたち、鳴田 射士郎、志布戸 未来、阿久瀬 錠、振騎 玄蕃を次々に仲間に加え、ブンブンジャーとして宇宙からの脅威「ハシリヤン」と戦う。 自ら作り上げたスーパーマシンを巧みに乗りこなし、気分ブンブンぶん回す、爆上げヒーロー、ここに爆誕!

爆上戦隊ブンブンジャーの原作

八手三郎

爆上戦隊ブンブンジャーの監督

中澤祥次郎

爆上戦隊ブンブンジャーの脚本

冨岡淳広

爆上戦隊ブンブンジャーの主題歌/挿入歌

遠藤正明

松本梨香

『爆上戦隊ブンブンジャー』のエピソード情報

バクアゲ1 届け屋のハンドル

“届け屋”の範道大也(井内悠陽)は、「頼まれたものは何があろうが絶対に届ける」をモットーにしている。今回彼が運ぶのは、モノではなく人間、しかも花嫁! 花嫁の名前は志布戸未来(鈴木美羽)で、依頼人は未来の彼氏・ノリオ(岡田ゆきのり)だ。別の男と無理やり結婚させられそうな未来を教会から連れ出して、空港で待っている依頼人に届けるのが今回のミッションである。この話を聞いて未来が喜ぶと思っていた大也は、彼女がなんだか不満そうなのが気になりつつも、とにかく追手から逃げることに。情報屋の鳴田射士郎(葉山侑樹)と、クルマ型宇宙人の「ブンブン」ことブンドリオ・ブンデラス(声:松本梨香)に通信でサポートされながら、大也は真っ赤な愛車で空港へ向かった。 そんななかで大也と未来は、さまざまな惑星で悪さをする大宇宙侵略大走力団「ハシリヤン」と出会ってしまった! ハシリヤンが地球にやってきた目的は、人々から悲鳴エネルギー「ギャーソリン」をうばうことだ。やがてハシリヤンは、未来が着ていたウエディングドレスを苦魔獣「ウエディングドレスグルマー」に変えて町の人たちをおそい始めた。そこで大也は、ブンレッドにチェンジ! 駆けつけた射士郎に未来のことを任せて、ウエディングドレスグルマーと激しいバトルを繰り広げていった。 そんな大也に、「あたしも戦う!」「あんたみたいに、自分のハンドルは自分でにぎる!」と宣言した未来。大也に認められた未来はブンピンクにチェンジして、ブンブルーにチェンジした射士郎とブンレッドの3人で「爆上戦隊ブンブンジャー」と名乗り、ウエディングドレスグルマーに立ち向かった! 最終的にウエディングドレスグルマーは巨大化したが、ブンブンジャーはブンブンと巨大な特殊クルマ「ブンブンカー」を爆上合体させた「ブンブンジャーロボ」で戦って勝った。 戦いのあと、大也は依頼どおり未来を空港に届けたが、彼女は「あたし、ブンブンジャーになる!」と宣言してノリオと別れた。未来のまさかの行動に、「俺は認めない」と射士郎はため息をつき、「仕事は完了。届け先、変更。ブンブンジャー…ってね」と大也は笑顔だ。さて、仲間になったこの3人に、次はどんな依頼がやってくるのだろうか…。

バクアゲ2 情報屋は認めない

大也(井内悠陽)たちの次の仕事は、「極秘で日本にやってきたとある国の大統領に極秘資料を極秘で届ける」こと! ヒミツだらけの爆上げな仕事ということで、新しくなかまになった未来(鈴木美羽)は大はしゃぎだ。そんな彼女に、射士郎(葉山侑樹)は「認めてないぞ、俺は」と冷たい。しかし、大也から「今まで俺がホレ込んだもので、失敗があったか?」と言われると、射士郎は過去を思い出して、しぶしぶ未来を連れて依頼人との待ち合わせ場所へ向かった。 射士郎と未来が待ち合わせ場所にいると、苦魔獣・ソウジキグルマーが突然現れ、依頼人が持っていた極秘資料が吸い込まれてしまった! 未来はすぐにブンピンクにチェンジするが、射士郎はなぜか戦おうとせず、しかもピンチな彼女を置いてどこかへ消えてしまった。その場に駆け付けた大也は、未来から「シャーシロが逃げた!」と伝えられると、「なるほど、爆上げだ!」となぜか笑い…!? そんな時、ブンブンワゴンがつっこんできた! ブンブンワゴンを運転するのは、逃げたと思われた射士郎だ。射士郎は、ブンブンワゴンのマジックハンドでソウジキグルマーをはさみ、そのままスクラップ工場へ。ゴミの山に放り込まれたソウジキグルマーは、「片付けなければぁ!」と大喜びだ。しかし、ゴミを吸いまくったソウジキグルマーは、すぐにノズルを詰まらせてしまった。 これこそが、射士郎のねらいだった。彼は、ソウジキグルマーの吸い込める量に限界があることを見抜いていた。そこで、大也が持ち主から買い取ったスクラップ工場にソウジキグルマーを運び、極秘資料が入ったタンクごと回収しようとしたのだ。 射士郎と大也の息が合った作戦だったことを知って、未来はビックリ! 感動する彼女に、大也は「スゴイのは未来もだ。シャーシロに認められているだろ」と笑った。「ブンブンカーの準備のための時間稼ぎを未来に任せた。要は、未来を仲間として認めているってことだろ!」と大也から言われて、射士郎は「違う。俺は…そんなつもりは」と言いかけたが、未来から感謝されて言い返せなくなった。やがて3人は、ソウジキグルマーを倒して、復活して巨大化したソウジキグルマーにもブンブンジャーロボで勝った。 バトル後、無事にミッションをクリアした未来は、「あたし、届け屋の仕事…好きかも!」とニッコリ。そんな彼女に大也も笑い、射士郎も少しだけ笑顔を見せた。ちょっぴり仲が深まった3人に、次はどんな依頼がやってくるのだろうか…。

バクアゲ3 運転屋が止まらない

届け屋の仕事を自分で見つけてきた未来(鈴木美羽)。その仕事とは、アルバイト先の男の子のプレゼントを彼のおばあちゃんに運ぶことだ。未来は、大也(井内悠陽)にブンブンスーパーカーを借りようとするが、彼に「キミが請けた仕事だろ。自分の力で届けるんだ」と断られ、しかたなく自転車でおばあちゃんの家に向かった。 そのころ街では、苦魔獣トケイグルマーが大暴れ! かけつけた大也と射士郎(葉山侑樹)、警察官の阿久瀬錠(齋藤璃佑)は、動くモノなら何でも攻撃するトケイグルマーに大苦戦だ。そんなピンチに、届け屋仕事中の未来が…! 大也たちの思いが通じたのか、未来は「わかった…頑張る!」と、トケイグルマーと一緒にどこかへ行ってしまった。これは未来の作戦だと思った大也。彼は、「自分たちが錠をかばいながら戦っていたので、未来がおとりになってトケイグルマーを引き付けた」と考えたのだ。これに対して、「あの一瞬でそこまで判断できるとは思えない」と射士郎は否定するが、大也の言うことを信じることに。やがて大也と射士郎は、未来を追いかけるトケイグルマーを見つけた。 トケイグルマーから未来を助けた大也は、「おとり役、ご苦労さん」と彼女に声をかけた。しかし未来は、「何、おとりって?」「苦魔獣は2人に任せて、届け屋の仕事に集中しろってことじゃなかったの?」とフシギそうな表情…。どうやら、未来と大也と射士郎はお互いに勘違いしていたみたいだ。とはいえ結果オーライの状況なので、「こいつは最高の爆上げだ!」「俺たちの予想の斜め上だ!」「仲間にしてよかった」と大也は笑い、射士郎も「大也がホレこむわけだ」と苦笑いした。 キズナがより深まったところで、3人はブンブンジャーにチェンジし、見事トケイグルマーに勝利。トケイグルマーが巨大化するも、ブンブンクラシック剣モードで二刀流になったブンブンジャーロボで倒した。バトル後、未来は届け屋の仕事も無事にできて、プレゼントを渡したおばあちゃんに喜ばれた。 一方そのころ交番に戻った錠は、国際宇宙対策機構の特別調査官である細武調(ハシヤスメ・アツコ)と出会っていた。彼女は、錠にブンブンジャーのことを聞きに来たという。調の目的は何か? 彼女は、ブンブンジャーの敵か味方か…!?

バクアゲ4 ヒーローを呼ぶ声

「なぞのタイヤ人間」として有名になったブンブンジャー。ニュース番組によると、「政府がブンブンジャーのことを調べている」らしい。そんななか、ブンピンクにチェンジした未来(鈴木美羽)が、錠(齋藤璃佑)にタイホされて「ISA(国際宇宙対策機構)」につれていかれてしまった! 未来は、取調室で待っていた調(ハシヤスメ・アツコ)に質問責めされるが、全てお見通しの大也(井内悠陽)に助けられた。 その後、調はブンブンジャーと届け屋本部で直接話し合うことになったが、突然「ブンブンジャーには解散してもらいます」と言い放った! 大也には協力してもらうが、ハシリヤンと戦うメンバーはISAが選ぶというのだ。そんな勝手な調に、大也は「手を組んでもいい」と言いつつ、自分の信念は曲げなかった。「ハシリヤンと戦うのは、俺と、俺が認めた仲間だけだ!」「俺たちはアンタの部下にはならない。今までもこれからも、自分のハンドルは自分でにぎる!」と宣言したのだ。 話し合いがうまくいかないその頃、街中では苦魔獣サウナグルマーが暴れ、熱さで苦しむ人々はみんな「助けて、ブンブンジャー!」「来てくれ、ブンブンジャー!」と悲鳴をあげていた。そのため大也たちは、「一歩でもここを出たら、あなたたちを社会の敵とする」「逮捕、拘束も…」と調におどされても、助けを求める人々のところへ向かった。それは、調の命令で一度は大也たちを止めた錠も同じだった。「警官として、あの声は無視できません!」と錠は調に反発して、大也たちと一緒に飛び出していった。そして、錠は人々を安全な場所につれていき、大也たちは見事なチームプレイでサウナグルマーを倒して、巨大化したサウナグルマーにもブンブンジャーロボで勝利した。 バトル後、大也が出した条件つきでブンブンジャーはISAに協力することに。2つの組織の「つなぎ役」でありブンブンジャーの監視役は、錠に決まった。話がまとまったところで、ブンブン(声:松本梨香)が作ったカレーでパーティーをすることになったブンブンジャーと錠、調。ヒーローの手伝いができることに喜ぶ錠と、カタブツだけどブンブンにはメロメロ(?)な調によって、ブンブンジャーの日常はどう変わっていくのか…!?

バクアゲ5 警察屋はくじけない

ISAの命令でブンブンジャーを監視することになった錠(齋藤璃佑)。そんな錠が、「かっこよく人々を守りたい」という理由から、「ブンブンジャーに入れてください!」と言いだした! 誰もが「大也(井内悠陽)は錠を仲間にするだろう」と思ったが、意外なことが起きた。なんと大也は、「今のキミにはムリだ」と錠に言い放ったのだ。 大也に認めてもらえずに落ち込んだ錠がフラフラ歩いていると、街外れで人々をおそう苦魔獣・ダーツグルマーの姿が。正義感あふれる錠は、ダーツグルマーに勝負を挑んで人々を逃がせたものの、怒ったダーツグルマーからボコボコにされてしまった。そこにブンブンジャーが駆け付けて、いつもどおり一件落着…とはならなかった。いきなり始まったダーツ勝負で、矢を外したブンピンクとブンブルーだけでなく、矢を的に命中させたブンレッドもなぜかダーツグルマーから激しい攻撃を受けたのだ。ひきょうなダーツグルマーによってブンブンジャーが大ピンチになった時、錠は「あこがれだけでヒーローになりたいなんて…俺は何もわかってなかった!」と反省し、ボロボロの状態にもかかわらず立ち上がった! そして、ダーツグルマーに何度痛めつけられても立ち向かい、「警察官の使命は、人々を守ること…だからブンブンジャーも俺が守る!」と叫んだ。 錠の熱い想いに、「…そうきたか。爆上げだな!」とブンレッドは嬉しそう。その瞬間に調達屋の振騎玄蕃(相馬理)が現れて、錠にブンブンチェンジアックスを届けた。「今のキミなら使える!」とブンレッドに認められた錠は、ブンブラックにチェンジ! 攻撃してくるダーツグルマーを見事吹き飛ばし、ブンブンジャーの3人を守ってみせた。そして4人になったブンブンジャーはダーツグルマーを倒して、巨大化したダーツグルマーにも、新たなロボ・ブンブンジャーロボポリスで勝利した。 使命感爆上げの警察屋・錠が仲間になったブンブンジャー。新メンバーを祝うカレーパーティーで盛り上がる彼らは、地球に強敵が迫っていることをこの時まだ知らない…。

バクアゲ6 シロとクロ

ブンブンジャーの仲間になった錠(齋藤璃佑)のことを、「マジメすぎるほどマジメな警察屋など…俺は信じない」と疑う射士郎(葉山侑樹)。そのため射士郎は、未来(鈴木美羽)と一緒に錠を尾行して“ウラの顔”をさぐりはじめた! 実はこの時、地球に危険がせまっていたが、大也(井内悠陽)以外のブンブンジャーは気付いていなかった…。 やがて射士郎と未来、そして錠は、商店街で暴れまわる苦魔獣・トイレグルマーと戦うことに。街の人々は、トイレグルマーのフシギな洗浄水を浴びたせいで本音をあふれさせてケンカしていた。これを見た射士郎は、錠の本性を暴くためにトイレグルマーを利用することを思いつく。しかし、錠は洗浄水を浴びても「街の人もブンブンジャーも…俺が守る!」と叫び、普段と変わらなかった。つまり、錠にはウラの顔なんてなくて、彼が言うことは全部本音だったのだ。 一方で、自分自身も洗浄水を浴びてしまった射士郎。いつもクールで皮肉屋な彼は、実は熱い心の持ち主だったらしく、「疑って悪かったァァァッ!」「世界で一番真っ白なブラックだった!」「最高に爆アゲだ、阿久瀬錠!」「尾行などした俺を許してくれェェェ…!」などと錠に謝った。すっかり熱血モードの射士郎は、許してくれた錠と一緒に仲良くトイレグルマーへ攻撃! トイレグルマーは巨大化したものの、射士郎・未来・錠は力を合わせてブンブンジャーロボポリスで勝利した。 3人が協力してトイレグルマーと戦っていた頃、大也は、地球にやってきた強敵・マッドレックスと激しいバトルを繰り広げていた! マッドレックスは、サンシーターが恐れるほど強く、大也は大ピンチに…! しかし、バトルは長くは続かなかった。突然始まった戦いは、マッドレックスが突然立ち去ったことで引き分けに終わった。 再び地球に平和が戻り、届け屋本部に集結したブンブンジャー。射士郎は、錠のウラの顔を暴こうとして逆に自分のウラの顔がみんなにバレたため、すっかり落ち込みモードだ。しかし、このトラブルで射士郎と錠の仲は深まったみたい。さて、笑い合うブンブンジャーは、新たな強敵に今後どう立ち向かっていくのか!?

バクアゲ7 調達屋のブレーキ

ある日、ブンブン(声:松本梨香)が恋をした!? ブンブンの恋の相手もとい“推し”は、舌が2つあるタイヤのキャラクター「ニマイジタイヤのべろーらー」だ。べろーらーのイベントがあることを知った未来(鈴木美羽)たちは、ブンブンを会場へ連れていった。 その頃、大也(井内悠陽)は、とある場所で玄蕃(相馬理)にブンブンチェンジアックスを渡し、仲間にならないかと誘っていた。これまで何度もブンブンジャーをサポートしてきた玄蕃だが、大也への返事はNOだった。「私は調達屋。君たちを補い、進歩させ、見届ける。それが私の仕事であり、喜びなんだ」と言うのだ。すると大也は、「俺たちはこれからも爆上がっていく。着いて来られるかな」と玄蕃を挑発して去っていった。 そんな時、べろーらーのイベント会場に苦魔獣・ブロックベイグルマーが! さらにはマッドレックスまで現れたため、ブンブンジャーの4人は大ピンチに…! そこへいつものように玄蕃が駆け付けたが、ブンブンジャーは力を合わせてピンチを乗り切っていった。出番がなくなった玄蕃は、「大也、よくわかったよ。たしかに今の私では君たちに追いつけない」と気付き、覚悟を決めてブンブンジャーの前へ姿を現した。「君たちの進化はすさまじい。だが、あと一歩足りないな」と言う玄蕃の手には、ブンブンチェンジアックスが。「調達屋。今日はなにを持ってきたんだ?」とニヤリとする大也に、玄蕃は「私だ。私が君たちを加速させよう。共にブンブンジャーというハンドルを握って」と言い放ち、ブンオレンジにチェンジした! 5人になったブンブンジャーによって、ブロックベイグルマーは倒され、傷ついたマッドレックスは姿を消した。その後にブロックベイグルマーが巨大化したが、ブンブンジャーは新たなロボ・ブンブンジャーロボビルダーでハシリヤンに見事勝利した。 地球に再び平和が戻り、届け屋本部で玄蕃を歓迎する大也たち。玄蕃はやりたいことができたと言うが、それが何か大也が聞いても、「まだ内緒だ」と答えなかった。仲間になったものの、玄蕃にはまだまだ謎が多いみたい…!?

バクアゲ8 暴走と分裂

ブンブンジャー結成は、ハシリヤンと戦うためでなく、本来は大也(井内悠陽)の夢「BBG」のためだった。BBGとは、「ビッグバングランプリ」の略称で、全宇宙で開かれている車のレースのこと。ブンブンカーは、BBGに出場するために大也が作ったもので、今はハシリヤンと戦うために使われていたのだ。そのことを教えてくれなかった大也に、未来(鈴木美羽)と錠(齋藤璃佑)は不満そう…。 そんな時、またしてもハシリヤンが街で暴れ始め、駆けつけた大也以外のブンブンジャーは全員檻に閉じ込められてしまった。檻は特別な造りになっているため、中ではチェンジできない。実はこの騒動は、大也と1対1で戦うためにマッドレックスが仕組んだワナだった。まさかの出来事はさらに続いた。なんとマッドレックスは、「俺と組まねえか?」と大也を誘い、大也はムシするかと思いきや、「俺に勝ったら俺のハンドル、握らせてやる!」と答えたのだ。「どうやら俺の夢は、こいつを倒した先にあるらしい」と1人で戦う大也に、未来たちは戸惑うことしかできなかった…。 やがて、激闘の末にマッドレックスは巨大化し、その衝撃で未来たちは檻から脱出でき、ブンブンジャーの5人はすぐにブンブンジャーロボポリスで戦うことに。しかし、巨大マッドレックスは強く、ブンブンジャーたちはどんどん外に放り出されてしまい、最終的には大也1人がロボ内に残った。それでも大也は戦いをやめず、ブンブンオフロードゴーストを使ってブンブンジャーロボパンチャーにチェンジ! ブンブンジャーロボパンチャーと巨大マッドレックスは、強烈なクロスカウンターパンチで共に倒れ、一時休戦となった。 傷だらけで戻ってきた大也に、「なんであんな無茶すんの? なんで簡単に命をかけられるの? なんであたしたちを…」と怒った未来。そんな未来に何かを言う前に、大也は倒れてしまい…︎!? 大也は目を覚ますのか︎!? そして、バラバラになったブンブンジャーの運命やいかに…︎!?

バクアゲ9 届け屋たちのハンドル

大也(井内悠陽)が夢のために1人で無茶をし、マッドレックスと戦って大ケガをした。大也は目を覚まさず、ブンブンジャーの心はバラバラで、チーム内の雰囲気は最悪だ。調(ハシヤスメ・アツコ)によると、ISAは今回の騒動を問題視しているとのこと。「ブンブンジャーは解散です」と言い放った彼女に誰もが黙る中、ブンブン(声:松本梨香)が、「大也の夢って…もともとは俺の夢なんだ」と過去について話し始めた。 ブンブンはもともとBBGのレーサーだったが、ある事故で走れなくなったという。ヤケになって宇宙をさまよった末に地球に落下した、身も心もボロボロのブンブンを助けてくれたのが大也だった。やがて、命の恩人である大也にBBGのことを話したブンブン。すると大也は、「その夢ホレた! 俺がその夢を届ける。俺が走って、君はメカニック。君をもう一度BBGの舞台に届けてやる!」とブンブンに約束した。ブンブンは、大也から新しい夢をもらったおかげで、忘れかけていた生きる力を取り戻したのだ。 そんなブンブンと大也の出会いを知った未来(鈴木美羽)たちは、再び現れたマッドレックスと戦うことに。しかし、強すぎるマッドレックスには4人では敵わない。4人が絶体絶命の時、そこへ調が「届け物です!」と大也を連れてきた! またもや1人でマッドレックスへ挑もうとする大也に、未来は「勝手に決着つけないでくれる!?」「あたし、あんたにハンドルを預けてないよ。あたしは自分の意志でここにいる!」と怒った。そして、「ブンちゃんの夢を届けるのが大也の夢なら、その夢を届けるのがあたしの夢!」と言い放った。“自分のハンドルを自分でにぎる”意志は、ほかのメンバーも同じだ。そんな想いを受け止めた大也は、仲間たちと一緒に戦うことに! 心がバラバラだった5人は、こうして再び1つになり、新たなロボ・ブンブンジャーロボナイトでついにマッドレックスに勝利した。 調の手助けで解散が保留になり、ピンチを乗り越えて無敵で最高のチームになったブンブンジャー。絆が深まって和気あいあいとする仲間たちに、大也は「…ありがとう、みんな…」と小さくつぶやくのだった。

バクアゲ10 ウキウキなミッション

玄蕃(相馬理)が、届け屋の仕事に初挑戦することに! なんだかウキウキしている彼の仕事内容とは、「新開発の高濃度エネルギー体の試作品」をとある研究所へ運ぶことだ。アタッシュケースに入ったエネルギー体は、下手をすると大爆発する危険物らしい。この超重要なミッションに玄蕃が挑んでいると知った未来(鈴木美羽)は、心配して彼についていくことにした。 そんな未来と玄蕃の話を、コッソリ聞いていたサンシーターたち。「アレを手に入れたら、あたしたちも大幅パワーアップできちゃうかも!」とウキウキなサンシーターたちは、苦魔獣・コイノボリグルマーを使って、エネルギー体をうばう作戦を思いついた。おそいかかってきたハシリヤンに未来が大騒ぎする一方で、玄蕃はいつもどおり。彼が何度もケースを地面に落としかけたため、事情を知っている未来とサンシーターたちはそのたびに悲鳴を上げた。 やがて、未来と玄蕃はハシリヤンから逃げきり、気を取り直して研究所へ向かうことに。その道中で玄蕃は、「私はね、調達屋として、本気で何かに取り組む人間を補い、進歩させ、見届けるのが喜びなんだ」と未来に話し始めた。そして、「だが、自分のことになると本気というのがよくわからなくてね。だから今回、君たちを夢中にさせている届け屋のミッションを引き受けてみたわけだ」と明かした。自分たちのことをもっと理解しようとしている玄蕃に、未来は「その本気は伝わった。だからあたしも、本気で手伝うね!」と笑顔になった。 そこへ、またしてもコイノボリグルマーが現れ、未来と玄蕃は再び戦うことに。そんな時、まさかのことが起きた。なんと玄蕃が、「これが欲しいんだろ? あげるよ」と、ケースをハシリヤンたちに放り投げたのだ。玄蕃以外の全員が大慌てするが、ケースは地面に落ちても大爆発しなかった。実は、玄蕃たちが運んでいたケースの中身はニセモノで、本物は別の人物が研究所に運んでいたのだ。玄蕃は仲間である未来すらだまして、ハシリヤンの目を引き付けるオトリになっていたのだった。全てのことが明らかになったところで、別の超重要ミッション中だった大也(井内悠陽)たちが駆けつけ、ブンブンジャーは見事なチームワークでコイノボリグルマーを倒した。 いろんなことがあってキズナが深まった未来と玄蕃。無事に超重要ミッションをクリアした玄蕃は、「届け屋、意外におもしろいね」と大也に伝え、みんなで笑い合った。

バクアゲ11 少年がほしいもの

大也(井内悠陽)は、届け屋を始めるきっかけになった男、内藤雷汰(長戸勝彦)と久しぶりに再会した。世界的に有名な企業の代表である内藤には、難しい手術をしなければいけない子どもを持つ部下がいる。内藤は、大也にその子どもへ“ブンレッド”のぬいぐるみを届けてほしいというのだ。「お子さんは車が大好きでね。キミがあの赤い車でさっそうと乗り付け、プレゼントを渡す…すばらしいじゃないか!」と笑顔で語る内藤に、大也もニッコリ。自分にとって先生のような存在である内藤からの頼みということで、大也はこのミッションをすぐに引き受けた。 その頃サンシーターたちは、ギャーソリン集めが上手くいかないのにダラダラしていた。そこに、「サボりは改造しますよ~」と謎の声が…。その声の主は、ハシリヤン改造隊長のキャノンボーグ! キャノンボーグは、“サンシーター流の仕事のやり方”が見たいという。そこでサンシーターは、苦魔獣アンテナグルマーを生み出し、人間たちに不思議なアンテナをつけて電波で操り、ギャーソリンを集めていった。 そこへ、大也以外のブンブンジャーが駆け付けてアンテナグルマーのアンテナを壊し、操られた人々は救われた。しかし、キャノンボーグに改造されたアンテナグルマーがパワーアップし、玄蕃(相馬理)以外のメンバーが操られることに…! やがて、届け屋仕事中だった大也も合流するが、操られた仲間たちに彼らは攻撃されて苦戦する。そんな中、ブンブンチェンジャーとブンブンブースターを共鳴し続ければ、アンテナグルマーの電波をさえぎることができるとわかり、大也と玄蕃は仲間を元に戻した。そして、ブンブンジャーの5人はアンテナグルマーを倒し、巨大化したアンテナグルマーもブンブンジャーロボナイトで勝利した。戦いに負けてしまったハシリヤンだが、キャノンボーグは「これからは、ワタクシめが仕切ります!」と不敵な笑みを浮かべ…!? 新たな敵が不穏な動きを見せた頃、大也は子どもを喜ばせようとブンレッドにチェンジしたままぬいぐるみを病院へ届けた。それを知った内藤は笑い、「そうだったのか、少年…君はすばらしい」と嬉しそうだった。

バクアゲ12 爆上エンジン

ブンブンカーに似た、小さな車らしきものを見つけた大也(井内悠陽)。すると、その謎の車(?)が「俺はスピードル! マシンワールドからやってきた、炎神(エンジン)なんだぜ!」と大也に話しかけてきた! スピードルは元の姿に戻れずに困っていて、自分の“相棒”を探しているという。事情を知った大也たちは、スピードルをその相棒のもとへ届けることにした。 一方その頃、交番にいた錠(齋藤璃佑)のもとに、迷子を連れた謎の男がやってきた。謎の男は、「俺が今からお母さんをマッハで探しだすから、それまで頼むぜ!」と錠に言って消えると、あっという間に子どもの母親を連れてきた! そんな中、新たな苦魔獣・ゲタグルマーが現れて、街中は大騒ぎ。大也はスピードルの相棒探しをストップし、仲間たちと一緒にゲタグルマーと戦い始めた。激しい戦いの中でブンブンジャーは、ゲタグルマーに超重い下駄を履かされて身動きが取れなくなってしまい、大ピンチに! そこへ、迷子をマッハで助けたあの謎の男が現れた! 実は彼こそが、スピードルが探していた相棒こと江角走輔(古原靖久)だったのだ。 走輔はゴーオンレッドにチェンジし、「俺の戦い方は、マッハで前に出るだけだぜ!」とゲタグルマーに突っ込んでいったため、超重い下駄を履くことに! ブンブンジャーは心配するが、ゴーオンレッドは気合で前に進み、スピードルと協力してゲタグルマーに攻撃した。これによってブンブンジャーの下駄が消え、6人のヒーローは必殺技「バクアゲゴーオンハンドリングドライブ」でゲタグルマーを倒した。 その後、巨大化したゲタグルマーにブンブンジャーはブンブンジャーロボで戦うが、またしてもピンチに。そこへ、超強力な助っ人が! なんと、元の巨大な姿に戻ったスピードルが、炎神仲間と一緒に現れて、巨大ロボ「エンジンオー」にチェンジしたのだ。やがて、ブンブンジャーロボはエンジンオーと華麗な連携技を放ち、ついに巨大ゲタグルマーを倒すことができた! 再び地球に平和を取り戻した、ブンブンジャーとゴーオンレッド。炎神たちとマシンワールドへ行くことになった走輔は、「ヒューマンワールドのことはまかせたぜ、後輩ジャー!」と大也たちに頼み、マッハで消えていった。

バクアゲ13 裏切りの調達

大也(井内悠陽)は、ゴーオンレッドや炎神たちと一緒に戦った経験をヒントに、ブンブンサファリとブンブンマリンに人工知能をつけた。しかし、みんなで話しかけてみても、2体はまったく返事をしない。どうやら、大也たちのことをまだ認めていないようだ。 やがて、ブンブンジャーへサンシーターから突然呼び出しが。サンシーターは、自分たちが直々にブンブンジャーを倒すと宣言し、とっておきのウェポンこと「ブンブンキラーロボ」を出してきた。ブンブンキラーロボが放った「逆転アゲサゲ音頭」によって、ブンブンジャーは一気にバクサゲ気分になって、動けない状態に…。絶体絶命の大ピンチだが、玄蕃(相馬理)がどこからか調達してきた巨大消火器のおかげで、ブンブンジャーはひとまず届け屋本部へ避難できた。 ブンブンジャーをやっつけることができて、サンシーターは大はしゃぎ。そこへ、意外な人物が現れた。その人物とは、サンシーターにとって敵であるはずの玄蕃! なんと玄蕃は、「私、お三方にホレました。これからは、ぜひとも皆様のために働かせてくださいませ」と土下座し、サンシーターが喜ぶことをたくさんし始めた。そして、「ブンブンジャーを追い払った今、新たなブンブンジャーはあなたたちです」とサンシーターに尽くした。いろんなものを調達してホメてくれる玄蕃のおかげで、サンシーターたちの気分はバクアゲに。しかし、その気分は逆転アゲサゲ音頭によって、一気にバクサゲになった。実は、これこそが玄蕃のねらいだった。玄蕃はブンブンジャーを裏切ったわけではなく、逆転アゲサゲ音頭を上手く利用して自分とサンシーターの気分を変えたのだ。 「私はどれだけバクサガろうとも、調達する。仲間を救う、バクアゲを!」と玄蕃が宣言した瞬間、彼にこたえるようにブンブンサファリが発進! ブンブンサファリはブンブンキラーロボに飛びかかり、逆転アゲサゲ音頭を流すスピーカーを破壊した。これによってバクアゲ気分に戻った大也たちは、ブンブンジャーロボでブンブンキラーロボに反撃開始! ブンブンサファリの協力のおかげで、ブンブンジャーロボは野獣のような攻撃を放ち、ついにブンブンキラーロボを倒した。 地球に平和を取り戻し、玄蕃を認めたブンブンサファリ。一方で心を閉ざしたままのブンブンマリンから、最初に認められるのは誰になるのか?

バクアゲ14 クールとワイルド

ブンブンマリンに認めてもらうために、水族館へやってきた射士郎(葉山侑樹)。射士郎にとって水族館は、かつてスパイの任務で心も体もボロボロだった自分を癒してくれた、今でも大切な場所だった。 そんな水族館に、苦魔獣レイゾウコグルマーが現れた。さらには、前に倒したブンブンキラーロボが超パワーアップして大復活! そのため、駆け付けたブンブンジャーは2組にわかれることに。「大切な場所ぐらい1人で守れなきゃ、マリンも俺を認めない」と射士郎は1人でレイゾウコグルマーのもとへ向かい、残りの4人はブンブンキラーロボと戦うことになった。やがて、激しい戦いの中で射士郎は、レイゾウコグルマーに攻撃をバリアされて大ピンチに。しかし彼は、チェンジオフしてボロボロの状態になっても、大切な水族館を守ろうとレイゾウコグルマーに必死で立ち向かった。 そこへ未来(鈴木美羽)が現れ、「シャーシロはバカだよ! 1人で全部やるとか、刺し違えてもいいとか、なんのために戦ってんの!?」と射士郎のことを怒った。この言葉で射士郎は、プライドの高さゆえに自分を見失っていたことに気付き、「お前を仲間だと認める。背中を預ける」と未来に協力を求めた。こうして射士郎と未来は心を1つにし、息が合った攻撃でレイゾウコグルマーを倒した。 その瞬間、あのブンブンマリンが射士郎に心を開いた。これによって、ブンブントレーラーとブンブンマリン、ブンブンサファリが爆上合体した新たなロボ「ブンブンジャーロボモンスター」が誕生! ブンブンジャーロボモンスターは、ブンブンキラーロボを見事倒して平和を取り戻した。 戦い後に届け屋の本部へ戻った射士郎は、ブンブンマリンに「これからもよろしく頼む。俺から君に届け物だ」と花束をプレゼント。しかし、心を開いたはずのブンブンマリンは、射士郎に冷たい態度を取った。素直になれない射士郎とブンブンマリンは、似た者同士で良いコンビなのかも?

バクアゲ15 錠とキー

サンシーターが、恐竜の化石から苦魔獣・カセキグルマーを生み出した! ブンブンジャーは戦おうとするが、カセキグルマーはなぜかまったく襲ってこない。それどころか、ものすごい速さでどこかへ逃げていった。そこでブンブンジャーは、街に被害を出さないために、そして化石を展示する予定の博物館のために、カセキグルマーを探すことになった。 なかなか姿を現さないカセキグルマーを、運よく見つけたのは錠(齋藤璃佑)だ。しかし彼は、仲間たちが待つ届け屋本部へすぐに向かわなかった。それは、「こいつを倒せば、元の化石に戻るはずだけど…。人を襲わない苦魔獣を、俺は…」と考えだしたから。やがて彼は、玄蕃(相馬理)が調達してくれた倉庫にカセキグルマーと隠れることに。そして、空腹のカセキグルマーに食べ物をたくさん持ってきてあげた。喜んで食べるカセキグルマーに、錠はなんだか嬉しくなった。 そこへ、玄蕃に事情を聞いた大也(井内悠陽)から連絡が。カセキグルマーを倒したくない錠は、「こいつは人を襲ったりしないと思うんです!」「俺が今夜一晩、こいつと一緒に過ごして証明してみせます!」と大也に宣言! その言葉通り、カセキグルマーは朝まで暴れず、錠にすっかり懐いた。そんなカセキグルマーに、錠は「キー太郎」と名付けることに。1人と1体の心の中には、いつしか友情が芽生えていた。 しかし、その友情はハシリヤンに壊された。実は、誰にも見えないところからキャノンボーグが謎の光線を放ち、カセキグルマーを凶暴化させたのだ。しかもカセキグルマーは巨大化し、街を破壊しだした。暴れまわるカセキグルマーと、それによって苦しむ人々に、錠はやり場のない悲しみで叫ぶが、覚悟を決めた。「警察官の使命は…人々を守ること!」「俺が…俺が倒します!」と、彼は巨大カセキグルマーに立ち向かっていった。 激しい戦いの中で、カセキグルマーと過ごした楽しい時間を思い出す錠。やがて彼は、涙をこぼしながら、ブンブンジャーロボモンスターで巨大カセキグルマーにとどめを刺した。これによって、巨大カセキグルマーは光の粒子となり、元の化石に戻っていった。 街の人々を守り、博物館に化石を届けた後も、錠の表情は悲しそうなまま。そんな彼に、仲間たちは何も言わずに優しく寄り添った。辛い別れとなったが、錠の心の中にはカセキグルマーとの友情が永遠に刻まれているはず…。

バクアゲ16 ムラサキの始末屋

BBGに向けてトレーニングするブンブンジャーを、謎の物体がとんでもないスピードで追い越していった! 宇宙からやってきたこの謎の物体は、どうやらブンブン(声:松本梨香)が作ったデバイスと関係があるらしい。しかし、ブンブン本人は謎の物体にまったく心当たりがなかった。 ブンブンジャーは不思議に思いつつも、それぞれ仕事をすることに。そこへ、各メンバーの仕事に手を出す謎の男が現れた。男の名前は、焔先斗(宮澤佑)。先斗は大也(井内悠陽)の前にも嵐のように現れ、いきなり攻撃し、また嵐のように姿を消した。 一方その頃キャノンボーグは、地球ナワバリ計画のために重要な伝説の剣が届くのを待っていた。伝説の剣を届けに来たのは、ブンブンジャーを名乗る「宇宙一の始末屋」だ。やがて、伝説の剣は苦魔獣ソードグルマーになり、街で暴れまくった。すぐにブンブンジャーが駆けつけたが、ソードグルマーのやっかいな能力で大ピンチに…! そんな時、さんざんブンブンジャーをかき乱した先斗が割って入ってきた。ブンブンコントローラーを構えた先斗は、ブンバイオレットにビュンビュンチェンジ! ハシリヤンに伝説の剣を届けた始末屋ブンバイオレットの正体は、先斗だったのだ。「カオスな方に転がしてぇのさ!」と言い放ったブンバイオレットは、なんとたった1人でソードグルマーを倒した。 先斗は、ソードグルマーを始末した代わりに、大也たちへ「これ(ブンブンコントローラー)を作ったやつに会わせろ」と要求した。さらには、先斗の相棒「ビュンディー」ことビュン・ディーゼル(声:花江夏樹)もやってきて、「ブンドリオ・ブンデラスのことだ」と付け加えた。一連の出来事をモニターで見ていたブンブンは、ビュンディーにビックリ。実はビュンディーは、かつてBBGでブンブンと一緒に走っていたレーサーだったのだ。 謎が多すぎる先斗とビュンディー。彼らは、大也たちの味方か、それとも敵か…。今後もカオスなことが起きそうな予感!?

バクアゲ17 ブンとビュン

先斗(宮澤佑)とビュンディー(声:花江夏樹)が、ブンブン(声:松本梨香)に会うために大也(井内悠陽)たちに近づいた! しかし、ブンブンは「会いたくない…いや、会えない」と拒否。その理由は、苦い思い出があったから。ブンブンは、かつてチームメイトだったビュンディーとBBGで競い合っていたが、レースで負け続けていたのだ。「ブンブンジャー」とは、もともとブンブンとビュンディーがBBGで使っていたチーム名だった。 そんな時、苦魔獣・ジムグルマーが現れて街は大騒ぎに! 大也以外のブンブンジャーは、ジムグルマーの重いダンベルで苦戦してしまう。その頃大也は、「こんな星、ハシリヤンにやっちまえよ」「俺は、この星を捨てたんだ。こんな戦い、何の得がある」と先斗から問われていた。この質問に大也は、「俺が…いや、俺たちがやりたいから、やっている」と答え、先斗と分かり合えないまま仲間たちと合流した。 そこへ先斗も現れ、「おい、ブンブンジャー。俺を雇わねえか?」と、カオスなことを言い出した! そして、たった1人でジムグルマーを倒して、仕事の速さをブンブンジャーに見せつけた。その後に巨大化したジムグルマーにも、先斗はビュンディーが巨大変形した「ビュンビュンマッハー」で追い詰めていくが、ここでアクシデントが! なんと、巨大ジムグルマーが第2形態にチェンジしたのだ。 大ピンチの先斗とビュンビュンマッハー…。彼らを助けたのは、「ビュンディーに顔向けできない」と言っていたブンブンだった! ブンブンにタイヤ交換してもらったビュンビュンマッハーは、ビュンビュンマッハーロボにチェンジして、巨大ジムグルマーを撃破した。 結局ブンブンときちんと話せなかったビュンディーだが、「気が済んだ。あのタイヤ交換で充分だ」と満足そう。言葉を交わさずとも、ブンブンとビュンディーには絆があるようだ。一方の先斗は、なんだか複雑な表情…。やがて、宇宙に帰ろうとする彼らに、キャノンボーグから連絡が来て…︎!? キャノンボーグのねらいとは? そして、「地球を捨てた」という先斗には、どんな過去があるのか…?

バクアゲ18 始末屋は気に食わない

先斗(宮澤佑)とビュンディー(声:花江夏樹)が、ハシリヤンからブンブンジャーの始末を依頼された! 先斗は乗り気ではなかったが、大事なトレーディングカードをハシリヤンにうばわれたため、返してもらうためにしかたがなく依頼を受けることに…。 その頃、大也(井内悠陽)は、先斗の小学生時代のクラスメイト・長田カケル(猪征大)が働く工場にいた。そこへ、閃光のごとき速さで先斗が現れた。すぐさま攻撃してきた彼に、大也は「なぜ地球を捨てた」「あんたの“地球を捨てた”は、子どもの頃のあんたの悲鳴だと俺は思っている」と言い放った。 大也の言葉で、先斗は自分の過去を思い出した。幼い頃に両親が死んで1人ぼっちだった先斗は、10歳の頃にビュンディーと出会って宇宙へ旅立った。それからは、さまざまなトラブルを始末する危険な日々の中で、先斗は生きることになった。そんな彼にも、本当は地球に1人だけ友達がいた。それが長田だ。先斗がハシリヤンから取り返したいカードは、長田のものだったのだ。先斗の心の中には、まだあの頃の悲鳴が眠っている。それに気付いた大也は、「聞こえた悲鳴は絶対に無視しない。誰よりも速く駆けつけて、笑顔に変える。それがブンブンジャーだ」と先斗に語りかけ続けた。 やがて、大也と先斗の前に、長田一家や工場の従業員たちを人質にしたハシリヤンが現れた! 長田たちはハシリヤンの攻撃で大ピンチになるが、駆けつけたブンブンジャーによってなんとか助かった。実は、これは大也の作戦だった。彼は、先斗がハシリヤンの依頼を受けたと予測して、ほかのメンバーにハシリヤンを見張らせていたのだ。もともとハシリヤンのことが気に食わず、しかもたった1人の友達とその家族が危険な目にあったため、先斗はついにブチギレ! 「こんな始末、もうやってらんねえ。降りた!」「俺はハシリヤンをぶっつぶす!」と宣言した先斗に、大也は「最高のバクアゲだな、始末屋!」「俺たちと一緒に戦ってくれ!」と笑顔だ。こうして、先斗が加わって6人になったブンブンジャーは、復活した苦魔獣・ソードグルマーとブンブンキラーロボを倒して、街に平和を取り戻した。 戦いを終えた先斗は長田と再会して、ハシリヤンから取り戻したカードを返した。先斗は長田のことがずっと忘れられなかったが、その気持ちは長田も同じだった。幼い頃は余裕がなくて気づけなかっただけで、先斗の居場所は地球にもちゃんとあったようだ。

バクアゲ19 アマノガワと天の道

七夕の日にみんなが楽しそうな中で、ブンブン(声:松本梨香)だけは「天の川」という言葉で、嫌な過去を思い出していた。嫌な過去とは、BBG予選のアマノガワサーキットのレースだ。そのレースは、途中まで1位がブンブン、2位がビュンディー(声:花江夏樹)だった。しかし、アマノガワサーキットで一番難しいポイント「天の川」で順位は変わった。飛ぶことを怖がったブンブンは、安全な道を選んで2位になり、ジャンプして天の川を飛び越えたビュンディーが優勝したのだ。 ブンブンが過去を思い出してバクサゲな時、街に苦魔獣・ATMグルマーが現れた! 駆けつけたブンブンジャーに、ATMグルマーは、貼りつけばお金を持っている人ほど重くなる「グルマネー札」で攻撃してきた。超お金持ちの大也(井内悠陽)が攻撃を受ければ、ひとたまりもない。攻撃を見切った射士郎(葉山侑樹)は、すぐに大也を逃がして、ほかのメンバーだけでなんとかATMグルマーを倒した。しかし、ATMグルマーは巨大化し、ブンブンジャーロボとビュンビュンマッハーロボは苦戦してしまう…。 ビュンディーから「俺の翼を使え!」と提案されたものの、ブンブンはまだ勇気が出ない。そんなブンブンにビュンディーは、「今のお前には最高の仲間がいる。なのに、まだ飛ぶのが怖いのか?」とうったえかけた。さらに通信で大也も、「俺達に、行けない場所なんてない」「初めての空をみんなと飛ぶ。最高のバクアゲじゃないか!」と続いた。 みんなから勇気をもらったブンブン。ブンブンジャーロボは、ウイングブンブンジャーロボにバクアゲ合体し、グルマネー札の力を逆利用する秘策を思いついた大也もそこへ駆けつけた。そして、空飛ぶウイングブンブンジャーロボは、必殺技「天空・全財産斬り」で巨大ATMグルマーを倒した。 空を飛んだブンブンは、バクアゲ気分でビュンディーとハイタッチ。嫌な過去を無事に乗り越えたようだ。

バクアゲ20 イエスタデイ 椀ス モア

とある店に、料理を全く食べずにグチをこぼす男がいた。彼の名前は降野ノリオ(岡田ゆきのり)。未来(鈴木美羽)の元恋人だ。未来にプロポーズをして一緒にニューヨークへ行こうとしていたが、旅立つ直前に断られて、いまだに彼女のことを諦められない。しかもノリオは、“流されやすい未来はブンブンジャーにだまされている”“未来にブンブンジャーなんて無理に決まっている”と思い込んでいる。そんなノリオの悪意を利用しようと、キャノンボーグは「うばわれたら、うばい返せばいいだけです!」と彼に声をかけて、苦魔獣・オワングルマーをコントロールできる謎のハンドルを渡した。 さっそくノリオは、ブンブンジャーを呼び寄せるために街でオワングルマーを暴れさせた。そして、ねらいどおりやってきた未来を特殊なお椀の中に閉じ込めて、残りのブンブンジャーを攻撃しまくった。やがて大也(井内悠陽)は、ノリオがオワングルマーをあやつっていることに気がつく。大也は、「他人のハンドルをにぎろうとすれば、自分のハンドルがおろそかになるぞ!」と説得するが、ノリオの耳には何も届かない。ノリオはブンブンジャーを攻撃し続け、お椀から脱出しようとする未来に怒った。 しかし、未来は強かった。なんとかお椀から脱出した彼女は、お仕置きと言わんばかりにオワングルマーへ猛攻撃! そして、巨大化したオワングルマーも、仲間たちと協力して見事倒した。 何があっても一度つかんだハンドルは手放さない未来に、ノリオはビックリ。しかし、彼女が学生の頃から芯が強かったことを思い出し、「無理だと決めつけていたのは僕だけか」と、ようやく自分の間違いに気づいた。そして、未来には会わずに1人でニューヨークへ戻っていった。そのころ未来は、ノリオを乗せて空を飛ぶ飛行機に目もくれず、はじける笑顔でアルバイトを頑張るのだった。

バクアゲ21 炎の届け物

ある日ブンブン(声:松本梨香)は、大也(井内悠陽)が子どもの頃に描いた消防士の絵を見つけた。そこでブンブンは、大也へ“夢”について聞こうとするが、ちょっとしたトラブルで2人は気まずい雰囲気になってしまった。 一方その頃、錠(齋藤璃佑)がパトロールする街では、原因不明の火事が連続で起きていた。さっそく火事事件を調査することになった錠だが、手掛かりがなくてお困り状態だ。そこへ、“アメ玉探偵”を名乗る玄蕃(相馬理)が現れた! やがて 2人は事件現場をいくつか訪れ、その中で玄蕃の名推理がさく裂し、火事の犯人は苦魔獣・ショウカキグルマーだとわかった。 玄蕃と錠の連絡を受けて、大也たちは火事の被害を食い止めることに成功。そしてブンブンジャーは、ついにショウカキグルマーの居場所を突き止めた。しかし、ショウカキグルマーの炎の攻撃はすさまじく、ブンブンジャーは大苦戦。このままでは、彼らの全身が炎で焼き尽くされてしまう…。そんな絶体絶命のピンチに、「大也、お前の夢を届けに来たぞ!」と、ブンブンが新たなアイテム「ズンズンショウカブラスター」を持って駆けつけた。ブンブンが大也の夢を叶えるために作ったズンズンショウカブラスターによって、ブンレッドはブンレッド119にパワーアップ! 圧倒的な攻撃で、ショウカキグルマーを見事倒した。そして巨大化したショウカキグルマーにも、ブンブンジャーはウイングブンブンジャーロボモンスターで勝利した。 戦い後、ブンブンと大也は仲直りすることに。「ありがとう。おかげで子どもの頃の夢が叶ったよ」と微笑む大也を、ブンブンはうれしくて力いっぱい抱きしめた。親友としてキズナをより深めた2人に、玄蕃も笑顔だ。「かけがえのない仲間がいれば、どんな夢でもいつかきっと叶う」と、玄蕃はまたまた名推理を披露するのだった。

バクアゲ22 炎の獅子奮迅

先生のような存在である内藤(長戸勝彦)から、大也(井内悠陽)が再び依頼を受けた。今回のミッションは、内藤の甥っ子・千二(齋藤潤)にあるものを届けることだ。さっそく大也は、山の中で友達とキャンプを楽しむ千二のもとへ向かうことに。そこではなんと、苦魔獣テントグルマーが暴れまくっていた! テントグルマーは、子どもたちと教師を特殊なテントに閉じ込め、逃げた千二を追い始めた。そこへ駆けつけた大也は、千二と一緒にテントグルマーに襲われるが、野宿中の先斗(宮澤佑)たちに助けられた。その代わり、先斗たちまでテントグルマーのテントに閉じ込められてしまう。さらには、ハシリヤンが 千二の友達や教師を人質にして…!? 千二を安全な場所に残して、大也はテントグルマーと戦うことに。テントから脱出した先斗も加わり、2人はテントグルマーを見事倒した。しかし、テントグルマーはすぐに巨大化。ネジレッタまで巨大化し、ハシリヤンたちは人質たちがいる建物に火をつけ始めた。このままでは、人質たちが炎で焼き尽くされてしまう。しかし、巨大な敵が囲む高い建物へ入り、人質たちを全員救うことは、今の大也では難しい…。そんな大ピンチの彼のもとへ、仲間たちが新たなブンブンカーを届けにきた! 大也は、新たなブンブンカーこと“ブンブンレオレスキュー”に乗り、ハシリヤンたちに放水攻撃! そして、炎の中から人質たちを助けだした。さらにブンブンレオレスキューは、ライオンの姿をした“ブンブンレオン”にチェンジ! ブンブンレオンは、他のブンブンカーと合体して、巨大テントグルマーを倒した。 再び平和と人々の笑顔を取り戻したブンブンジャー。強くてかっこいいブンブンレオンが、ブンブンジャーの新たな力になって頼もしい限りだ。

バクアゲ23 炎の逆境野球

かつて高校球児だった錠(齋藤璃佑)が少年たちと野球をしていると、グラウンドに苦魔獣・グローブグルマーが現れた! 野球を悪用して子どもたちを悲しませるハシリヤンに、錠は怒りが大爆発。駆けつけた仲間たちを止めて、ハシリヤンに「俺たちと野球で勝負しろ!」と言い放った。 こうして、ブンブンジャーVSハシリヤンの野球対決が開幕! “アウトになるまで何回でもダイヤモンドを回ってOK”というハシリヤンの特別ルールのせいで、ブンブンジャーは初回からかなり苦しんだ。さらには、錠がグローブグルマーの打った火球を顔面に受けて、意識を失ってしまった…。 錠が目を覚ますと、ブンブンジャーは118点差で負けており、試合はいつの間にか最終回目前だった。「俺がこんな勝負を言い出さなければ…」と錠は落ち込むが、「錠にとっての野球のすばらしさってなんだ?」という大也(井内悠陽)の言葉に救われた。やがて、「野球は、9回裏2アウトまで勝負が分からないスポーツ」「最後まで諦めない不屈の闘志があれば、何かが起きる!」と錠は叫び、逆転勝利を目指して仲間たちと再び立ち上がった! ついに迎えた最終回で、錠たちはブンブンジャーにチェンジし、バッドをブンブンブン回し、次々とボールを打っていった。ノーアウト満塁になると、ブンレッドはブンレッド119にパワーアップ! 代打・ブンレッド119は、グローブグルマーの火球を見事打ち返し、その間に仲間たちはフルスロットルでダイヤモンドを走り抜けることに。最終的にブンブンジャーは、ハシリヤンに逆転勝利した。そこから延長戦へ突入するも、ブンブンジャーはブンブンジャーロボに代わって、超バクアゲ合体した“ブンブンジャーロボ119”で巨大グローブグルマーを倒した。 激闘を終え、平和と子どもたちの笑顔を取り戻したブンブンジャー。錠から野球のすばらしさを教えてもらい、みんな野球が好きになったみたい?

バクアゲ24 届けたい歌

かつて大也(井内悠陽)が通っていた学童保育施設に、ブンブンジャーたちがやってきた。そこで大也(井内悠陽)は、子どもたちのためにアコースティックギターを弾きながら、童謡『にじ』を歌い始めた。笑顔の彼を見た園長先生(落合ひとみ)は、「大也くんはこの曲が大好きなのよ~。だってほら、初恋のまひろ先生が弾いていたもんだから」と懐かしそう。一方のブンブンジャーたちは、「大也の初恋」という言葉にビックリ! 園長先生によると、1人でいることが多かった大也の心を最初に開いたのは、まひろ先生(松永有紗)だという。しかし、まひろ先生はもう学童保育施設にいなかった…。 そこへ、苦魔獣・アコギグルマーが現れて大暴れ! 子どもたちをかばった大也と先斗(宮澤佑)は、アコギグルマーの不思議な歌の攻撃で眠ってしまう。なんとか目覚めた先斗によると、歌の攻撃で過去にとらわれる夢を見たとのこと。仲間たちは、なかなか目覚めない大也を起こそうと、あれこれ考えるが…!? 一方その頃、大也は夢の中でニセモノのまひろ先生から、「大也くんには先生がいればいいよね。ほかに誰もいらないもんね」「ずーっと一緒にいようね」などと、甘い言葉をささやかれていた。そんな時、どこからか『にじ』を歌う声が…。歌声の主は、大也の仲間と子どもたち。ブンブンジャーたちは、「思い出の歌を聞けば、夢がニセモノだって大也が気づくかも」と考えたのだ。その考えどおり、大也は夢の中のまひろ先生がニセモノだと気づいた。そして、子どもの頃の自分にまひろ先生が言ってくれた、「自分と違う色を持った人が一緒だと、世界はカラフルで、もっともっとおもしろくなるよ」という言葉を思い出した。やがて大也は、ニセモノのまひろ先生に引き止められてもその手を取らず、「今、すっごくおもしろいよ」と彼女に告げて、ついに夢から目覚めた。 ようやく6人そろったブンブンジャーは、アコギグルマーを撃破。巨大化したアコギグルマーにも勝利し、街の平和と子どもたちの笑顔を取り戻した。 子どもたちがそれぞれ家に帰っていく頃、大也は1人でギターを弾き、小さな声で『にじ』を歌っていた。そんな彼のもとへ仲間たちは集まり、一緒に歌い始めた。今の大也は、もうあの頃みたいに1人ではない。まひろ先生との出会いも、仲間との出会いも、彼にとって“人生をおもしろくする”宝物になっている。

バクアゲ25 六輪の花火

大也(井内悠陽)たちが花火大会を楽しみにしている頃、キャノンボーグはギャーソリンが全然集まらなくてイライラ…。さらにはサンシーターから、なぜマッドレックスのように先頭で自分が戦わないのかと文句を言われ、イライラが増していった。 そこでキャノンボーグは、宇宙からギャーソリンを強制回収する大量悲鳴兵器“ジャッキー・ホイホイ”を使うことに。大也たちは、ジャッキー・ホイホイが地球に迫っていることに気付くが、対抗できるブンブンカーはない…。そのため彼らは、ジャッキー・ホイホイを操るキャノンボーグを探して止めることにした。しかし、今まで謎に包まれてきたキャノンボーグの居場所は、簡単にはわからない…。兵器発動のタイムリミットが迫るそんなとき、ISAの上層部から調(ハシヤスメ・アツコ)に連絡があり…!? ISAの情報で、大也たちはようやくキャノンボーグを見つけ、兵器の発動を止めた。しかし、キャノンボーグに無理やり操られたサンシーターから攻撃される。このままでは、キャノンボーグが再び兵器を起動してしまう…。そこで大也たちは、仲間の中で一番速い先斗(宮澤佑)に自分たちの武器を託し、キャノンボーグの“始末”を頼んだ。 先斗は、逃げたキャノンボーグに追いついて激しい戦いに! そこで彼は、キャノンボーグから「ハシリヤンのボスを倒し、この宇宙の全てを手に入れようではありませんか。ワタクシめの頭脳とあなたの腕があれば、望んだものはなんだって…」と取引を持ちかけられた。しかし、先斗は「いらねぇよ! 俺の望みは…あいつらと、花火を見ることさ!」と断り、仲間たちの武器でキャノンボーグを追い詰めていった。 大ピンチのキャノンボーグは、サンシーターに見捨てられて巨大化。改造バリアーで、ブンブンジャーの攻撃を全て防いだ。しかし、1人ではブンブンジャーの仲間の絆には勝てず、全部のブンブンカーが合体した“ブンブンフルスロットルエディション”に倒された。 地球の平和を守り、無事に花火を楽しむ大也たち。その中で、調だけは浮かない顔だ。それは、ISAの上層部がなぜかキャノンボーグの居場所を知っていたから…。強敵を倒しても、ブンブンジャーにはまだまだ困難が待ち受けているようだ。

バクアゲ26 宇宙の秘密

先生のような存在の内藤(長戸勝彦)から、大也(井内悠陽)が再び依頼を受けた。今回の荷物の中身は極秘だ。さっそく大也が荷物を運んでいると、なんだか見覚えがある苦魔獣が街で暴れていた! その苦魔獣とは、ブンブンジャーが以前倒したトイレグルマーの意志を受け継ぐ、トイレグルマー・リミテッドだった。 トイレグルマーといえば、浴びると本音が出るフシギな水の攻撃が得意。そのため、ブンブンジャーはトイレグルマー・リミテッドも警戒したが、水の攻撃を受けてしまった! しかし、水を浴びてもブンブンジャーに変化は全くない。なぜなら、彼らが浴びたのはただの水だったのだ。それに気づいたブンブンジャーは、必殺技で一気にトイレグルマー・リミテッドを撃破。街に平和を取り戻し、大也は届け屋のミッションも完了した。 一方その頃、調(ハシヤスメ・アツコ)はISAの本部長・常槍鋭一郎(堀部圭亮)へブンブンジャーについて報告していた。大也について調は、「悲鳴が聞こえたら届け仕事の真っ最中であろうと駆けつけ、事件を解決します。その上で、必ず目的地に届け物を届けるのです。それが彼の誇りであり、生き方とも言えます」と説明。すると常槍は、「そのこだわりが、彼を傷つけることにもなるかもな」と謎の発言をした。やがて調が部屋を出ていくと、なぜか内藤が常槍のもとに来て…!? 衝撃的なことはさらに続いた。なんとブンブンジャーの前に、ハシリヤンの新たな隊長ディスレースが現れたのだ。しかもディスレースの手には、大也が無事に届けたはずの極秘の荷物が…! さらには、玄蕃(相馬理)が顔色を変えて、1人でいきなりディスレースへ攻撃し…!? ディスレースは何者なのか? そして、玄蕃との関係は一体…!?

バクアゲ27 甘くない選択

ISA本部で密談する、常槍(堀部圭亮)と内藤(長戸勝彦)。「まさか、アレをハシリヤンに渡すとは」「今度の再建隊長、改造隊長よりは使えそうだからな」など、2人の会話は怪しい。彼らが言うハシリヤン再建隊長とは、ブンブンジャーの前に突然現れたディスレースのことだ。そんなディスレースに、玄蕃(相馬理)は今までにないくらい激しい怒りを見せた。さらに彼は、叫びながらとてつもないオーラを放ち、異形の姿に変化! 実は、玄蕃は地球人ではなく、惑星ブレキ人だったのだ。結局、玄蕃はディスレースを一切攻撃できずに逃しただけでなく、大切な仲間たちを傷つけてしまった…。 ようやく落ち着いた玄蕃は、仲間たちに自分の秘密を明かした。彼の本当の名前は、「ゲンバード・デ・リバリー二世」。故郷である惑星ブレキは銀河通販王デ・リバリーの星で、玄蕃はその2代目だ。玄蕃いわく、惑星ブレキはディスレースの指揮でハシリヤンに乗っ取られたとのこと。これによって、玄蕃の父親は無実の罪で宇宙刑務所に投獄され、惑星ブレキはハシリヤン通販に作り変えられた。1人生き残った玄蕃は、たどり着いた地球で大也(井内悠陽)に出会い、今に至るのだ。この話を聞いた仲間たちは、みんなで惑星ブレキを取り戻そうと決意するが、玄蕃本人は複雑な表情で…。 そんなとき、苦魔獣カーペットグルマーが街で暴れ出した! カーペットグルマーの近くにディスレースの姿はなく、玄蕃は仲間たちといつも通りの様子で戦った。戦い後、「私は、自分が思っている以上に君たちのことが大好きみたいだ」と語る玄蕃に、仲間たちはうれしそう。しかし、その直後に玄蕃は、「だからこそ…特等席は降りる」とブンブンジャー脱退を宣言した。その理由は、みんなを復讐に巻き込みたくないからだ。玄蕃のこの選択と、「自分のハンドルは自分で握る」という彼の意志を、大也は受け止めた。それでも他の仲間たちは引き留めたが、玄蕃は、「さよなら、ブンブンジャー」と言い残して、去っていった…。 その頃ディスレースは、カーペットグルマーに使った絨毯で何かを悪だくみしていた。さらには、かつてブンブンジャーに倒されたマッドレックスの愛犬が、物陰で悲しそうに鳴いていて…!? これから先、ブンブンジャーにはまだまだ困難が待ち受けている…!?

バクアゲ28 光を振り切って

玄蕃(相馬理)が、ディスレースに復讐するためにブンブンジャーからいなくなった。残された仲間たちは悲しみつつも、それぞれが自分に今できることをやろうとする。そんな中で錠(齋藤璃佑)は、「“パラリラパラリラ”という騒音がする」という市民の通報を受けて、街をパトロールすることになった。 その頃ディスレースは、マッドレックスの愛犬ハシリ犬と、カーペットに染み込ませたギャーソリン、そして総合理化学研究所で手に入れたマッドレックスのパーツを使い、怪しい儀式をしていた。この儀式で誕生したのは、ブンブンジャーが倒したはずのマッドレックス! ディスレースは、生まれ変わったマッドレックスに「マッドレックス・フューリー」と名付けた。さらには、新たな苦魔獣ネオングルマーを生み出して、効率よくギャーソリンを回収しだした。 市民たちの悲鳴に気づいたブンブンジャーは、ネオングルマーのもとに向かおうとするが、そこにマッドレックスが立ちはだかった! しかし、マッドレックスの様子がおかしい。前みたいな暴走魂がなく、大也(井内悠陽)のことを覚えていないのだ。そんなマッドレックスに、大也は「俺は! ブーン、レッド!」と改めて名乗り、戦い始めた。 大也にマッドレックスを任せて、残りのメンバーはネオングルマーのもとへ。彼らは無事に市民を避難させるが、自分たちは大ピンチになってしまう。こうしたお困りのときこそ玄蕃の出番だが、彼は今いない…。誰もが玄蕃のことを思い出すが、錠は「俺に玄蕃さんの代わりはできない。けど、決めたんです。玄蕃さんが戻るまで、玄蕃さんの分まで…戦うって!」と、1人でネオングルマーに突っ込んでいった。そして錠は、いつものブンブンチェンジアックスロッドモードではなく、アックスモードの必殺技でネオングルマーを倒した。ネオングルマーが消えると、大也と戦っていたマッドレックスもいなくなった…。 全ての戦いが終わった頃、射士郎(葉山侑樹)はなぜか常槍(堀部圭亮)と会っていて…!? ディスレースの登場、玄蕃のブンブンジャー離脱、マッドレックスの復活、ISA上層部の怪しい行動…。次々と起きる予想外の出来事に、ブンブンジャーはどう立ち向かっていくのか?

バクアゲ29 スパイとファミリー

射士郎(葉山侑樹)には、常槍(堀部圭亮)にスパイとして雇われ、大也(井内悠陽)の家に忍び込んだ過去があった。そのミッションは、ブンブン(声:松本梨香)の正体をつかむこと。射士郎は、電子セキュリティを全部解除して地下室までたどり着いたが、あと一歩のところで失敗し、大也から「ホレたよ。その腕、俺が買った!」と手を差し伸べられた。その後、射士郎は常槍に上手くごまかして、大也たちの仲間になったのだった。 そんな射士郎が、常槍から再び極秘任務を受けた。今度のミッションは、“あるもの”の回収だ。射士郎は、先斗(宮澤佑)とビュンディー(声:花江夏樹)をオトリにし、目標の屋敷へ忍び込むことに成功。なんとこの屋敷は、あの青里ファミリーのもので、回収物は、ハシリヤンの鍵「イグニッションキー」だった。さらに、青里ファミリーが実はキャノンボーグと最悪な契約をしていたことが判明! 戸惑う射士郎だったが、突然現れた苦魔獣ゴンググルマーと戦うことに集中する。なぜか強制的にボクシング対決をすることになったが、射士郎は先斗と見事なコンビプレイでゴンググルマーを倒した。 射士郎からイグニッションキーを受け取った常槍は、1人になると内藤(長戸勝彦)へ電話をかけ、「これで全ての鍵を回収できた」「ハシリヤン利権は我々だけのもの」などと、怪しい会話を始めた。はたして、常槍と内藤がイグニッションキーを集める理由とは…!? その頃、射士郎は合流した大也に、「敵は、ハシリヤンだけではないかもしれん」と告げた。しかし、大也は動じない。「それでも俺たちは、悲鳴が聞こえたら走る。それだけだ」と宣言するのだった。

バクアゲ30 暴走は俺の物

復活したマッドレックスは、サンシーターのことすら覚えていなかった…。すっかり別人なマッドレックスに、サンシーターは記憶と“暴走魂”を思い出させようと大奮闘する! 大也(井内悠陽)は、そんなマッドレックスと再び戦うが…!?

バクアゲ31 華麗なる挑戦

未来(鈴木美羽)が、子どもの頃から大好きなカレー店でアルバイトを始めた。しかし、最近新しくできた謎のカレー店に、客をうばわれてしまう。その店には、ハシリヤンが関わっているようで…。ブンブンジャーVSハシリヤンの極上カレー対決が始まる!?

バクアゲ32 地獄の電車ごっこ

たった1人でディスレースに復讐しようとして、倒されてしまった玄蕃(相馬理)。彼が目覚めると、トッキュウジャーのトッキュウ6号こと虹野明(長濱慎)がいて…!? やがて、とんでもないトラブルが起きる中、明が玄蕃に伝えたこととは…?

バクアゲ33 調達屋は譲らない

暴走するマッドレックス・フューリーと、ブンブンジャーが大決戦! 大也(井内悠陽)はマッドレックスに、「お前のハンドルはどうした!」と叫ぶが…!? 一方、1人でディスレースに復讐しようとしてきた玄蕃(相馬理)は“ある選択”をする。

バクアゲ34 夢を運ぶクルマ

ようやく玄蕃(相馬理)がブンブンジャーに戻ってきて、届け屋本部は宴で大盛り上がり。そこで大也(井内悠陽)は、新しいブンブンカー“チャンピオンキャリアー”をみんなに見せた。チャンピオンキャリアーは、宇宙のいろんな惑星でレースをするBBGのために大也が開発したものだ。タイミングよくテスト走行にピッタリな依頼があるため、さっそく大也たちは、チャンピオンキャリアーで会場へ向かうことに。 そんな時、いきなり苦魔獣エレキギターグルマーらハシリヤンが現れた! ブンブンジャーは、ハシリヤンと車上で戦う超過激なレースを繰り広げ、なんとか振り切ってとある洞窟にたどり着いた。そこに今度は、ディスレースが現れた! ディスレースはブンブン(声:松本梨香)に、「生きていたとはな。ブンドリオ・ブンデラス!」と呼びかけ、とんでもないことをブンブンジャーに語り始めた。実はかつてブンブンは、ハシリヤンのボスであるワルイド・スピンドーのお気に入りの開発者だった…。 ディスレースに秘密をバラされたブンブンは、「みんな、ごめん。今まで黙っていて…俺、昔ハシリヤンだった」と仲間たちに謝った。過去を知っていた大也と射士郎(葉山侑樹)は変わらずブンブンに接し、他の仲間たちも戸惑いながらもブンブンに優しくしたが、ビュンディー(声:花江夏樹)だけは違った。「BBGから消えて、死んだとまで言われて、悪党どものど真ん中にいたのか!」と、ビュンディーは怒ってブンブンを殴り、「こんな気持ちでは、お前たちと組むことはできない!」と言い残して去っていった。 その頃スピンドーは、とある豪華な部屋に追跡隊長と一緒にいた。スピンドーは、ブンブンを処刑したと言い張る追跡隊長をバラバラにし、「アタシゃゾックゾクしてきたよォ、ブンの字…お前のギャーソリン、聞きたくてたまんねェ!」と不敵に笑った…。 ブンブンのまさかの過去がわかり、ついにスピンドーが動き始め、ブンブンジャーはBBGどころではない…!?

バクアゲ35 碧き王者

ブンブン(声:松本梨香)は、元ハシリヤンだった。BBGで活躍するレーサーだったブンブンが、ハシリヤンに入り、そしてハシリヤンを裏切った過去には、深い事情があった。 ──かつてブンブンは、ファンからもらった強化パーツをつけたレースで事故を起こし、ライセンスを失った。事故よりも問題だったのは、強化パーツが違法改造されたものだとわかったことだ。このことを知ったブンブンは、ビュンディー(声:花江夏樹)に迷惑をかけないために、何も言わず姿を消した。 心が弱ったブンブンに、優しく声をかけたのがスピンドーだ。やがてブンブンは、ハシリヤンの開発者になるが、違法パーツ事件の犯人がスピンドーだということや、自分が作ったシステムで人々が苦しんでいることを知った。そこでブンブンは、大銀河警察と一緒にスピンドーをワナにかけて捕まえさせた。 過去を話してくれたブンブンのことを、仲間たちは受け入れた。それは、別の場所で聞いていたビュンディーも同じだ。そんなビュンディーが、ハシリヤンに捕まってしまった! 卑怯なハシリヤンは人質作戦に出るが、ブンブンジャーはすぐに駆けつけてビュンディーを救助。“裏切り者がいればチームはバラバラになる”と思っていたディスレースよりも、“仲間を信じるというハンドル”をにぎるブンブンジャーの方が強かった。最後は玄蕃(相馬理)が、「我が父の怒り。惑星ブレキでしいたげられた人々すべてと、我が友たる君たち全員の思いをここに!」と、宿敵・ディスレースにトドメの一撃を放った! それでもディスレースはしぶとく、巨大化して宇宙に逃げた。ブンブンジャーはチャンピオンキャリアーで追いかけ、優勝バクアゲ合体“ブンブンジャーロボチャンピオン”で巨大ディスレースをついに倒した! ブンブンとビュンディーが仲直りし、玄蕃が敵討ちを果たし、一件落着なブンブンジャーたち。しかし、ディスレースは最期にブンブンへ「スピンドー様はお前を許さない…必ず地球に来るぞ!」と不穏なことを言い残していた。完全なる平和は、まだ先になりそうだ。

バクアゲ36 夢へと走る道

ブンブンジャーとして大活躍し、アルバイトも一生懸命頑張り、たくさんの人達に囲まれている未来(鈴木美羽)。一方で未来の友達・野木秋(森日菜美)は、アルバイト先で上手くいかず、大舞台に立つ夢を諦めかけている。秋は、自分と違って“バクアゲな人生”を過ごす未来のことを、うらやましがっていた。 そんな時に秋は、未来からブンブンチェンジャーを預かるが、返さずに家へ帰ってしまう。そのタイミングで、なんと街に苦魔獣が2体も現れた! 「これがあれば私も…」と思った秋は、ブンブンチェンジャーを持って苦魔獣のもとへ。しかし、彼女はブンブンジャーにチェンジできず、苦魔獣の攻撃を受けそうになり…!? なんとか助かった秋は、駆けつけた未来に「私だって主役になりたかった」と本音をぶつけた。そんな秋の言葉を、未来は怒って否定し、「秋は、ずっと昔からしっかり自分のハンドルをにぎっている。今は、ちょっと回り道をするだけじゃない?」と微笑んだ。この言葉で秋は立ち直り、ブンブンチェンジャーを未来へ返すことに。その後、未来はチャンピオンブンピンクにチェンジして分身し、思いきりバクアゲて2体の苦魔獣を倒した! 戦いが終わり、「自分のハンドルをにぎっているなら、秋の世界の主役は秋だよ」と、秋に笑いかける未来。夢に再チャレンジすると決めた秋は、なんだかとってもキラキラしている。“バクアゲな人生”を送れるかどうかは、きっと自分次第なのだ。

バクアゲ37 二人のスパイ

常槍(堀部圭亮)は、ブンブン(声:松本梨香)をワルイド・スピンドーとの交渉材料にしようとしているらしい。そこで大也(井内悠陽)は、常槍と関わりのある内藤(長戸勝彦)を心配するが…!? その頃、射士郎(葉山侑樹)は街中で何者かの視線に気づいて先回りすることに。その人物とは、かつてのスパイ仲間・ステア(内藤好美)だった。すると突然、2人の前に苦魔獣・カメラグルマーが現れた! カメラグルマーからステアを守ろうとした射士郎は、なぜか彼女に気絶させられてしまう…。どこかの地下室で射士郎が目覚めると、カメラグルマーの隣にはステアの姿が。どうやら彼女は、誰かの命令で動いているらしく、カメラグルマーの能力で作り出した“ニセ射士郎”を届け屋本部へ行かせた。 カメラグルマーが暴れ回っていることを知ったブンブンジャーは街へ向かい、ニセ射士郎は届け屋本部で戦いのバックアップをすることになった。そこへ1人だけ戻ってきた大也は、「キミは何がねらいだ?」とニセ射士郎を問い詰めた。実は大也は、最初からニセモノだとわかっていたのだ。やがて2人は激しい戦闘になり、別の場所では本物の射士郎がステアと戦うことに! それぞれ敵に揺さぶられる大也と射士郎だったが、2人はお互いの無事を信じて戦い、見事勝利した。 その後、大也と射士郎はほかのメンバーと合流。仲間のことを知り尽くしている射士郎は、カメラグルマーが作り出したニセブンブンジャーを倒し、カメラグルマーも撃破した。その様子を近くで見つめるステアの後ろには、怪しい影があり…!? 戦いを終えた射士郎は、自分がステアにつけておいた発信機を見つけた。そこにステアの姿はなく、発信機は壊れた状態で地面に落ちており、「彼女は、もう…」と射士郎は何かを察した。おそらくこれは、真の敵からブンブンジャーへの“ずっと見ている。お前たち全員が特別監視対象だ”というメッセージなのだろう。はたして、その真の敵とは一体…?

バクアゲ38 三下の誓い

スピンドーが地球に来るまでに掃除をするサンシーターのもとに、ヤイヤイ・ヤルカーにそっくりなウェイウェイ・ヤルカーが現れた! ウェイウェイ・ヤルカーは、ヤイヤイ・ヤルカーをスーパーエリートの道にスカウトしにきたという。突然のチャンスにヤイヤイ・ヤルカーは、迷いつつも目を輝かせて興味津々だ。そんなヤイヤイ・ヤルカーのことを思って、デコトラーデとイターシャは、「今日をもって、サンシーターは解散します!」と宣言した。 その後デコトラーデたちは、ウェイウェイ・ヤルカーと一緒にブンブンキラーロボでビュンビュンマッハーロボと戦うことに。しかし、ビュンビュンマッハーロボが強いとわかると、ウェイウェイ・ヤルカーはあっさりデコトラーデたちを見捨てた。それでもデコトラーデたちは、2人だけで戦おうとするが…!? その頃、エリートの道に向かうヤイヤイ・ヤルカーは、「『一緒に走ろう』なんて言われたの、初めてだったカー」と、デコトラーデたちとの思い出を振り返っていた。やがてヤイヤイ・ヤルカーは、サンシーターに戻ることを決意。大ピンチだったブンブンキラーロボは、ヤイヤイ・ヤルカーの合流によって、最高の叩き上げパワーでビュンビュンマッハーロボを追い詰めた。しかし、突然現れたスピードルが先斗(宮澤佑)とビュンディー(声:花江夏樹)に力を貸したため、サンシーターは結局勝てなかった。それでもサンシーターは、再び3人で一緒に走ることを誓い合ってうれしそうだった。 一方別の場所では、新たな苦魔獣と戦っていたブンブンジャーの前に、スピンドーの右腕グランツ・リスクが現れた! グランツは苦魔獣を倒してすぐに消えたが、ちょっとした衝撃波だけでブンブンジャーを吹き飛ばすほどの力を持っていた。スピンドーはもちろん、グランツもブンブンジャーにとって強敵となりそうだ…。

バクアゲ39 悲鳴の星

ISA上層部がなんだか怪しい…。そこで調(ハシヤスメ・アツコ)は、ISAで仲がいい梅栖舞美(桜井玲香)に相談するが、「余計なこと、考えないの!」と返されてしまった。 そんななか、ついにスピンドーが地球へやってきた! スピンドーを丁寧に出迎えたのは、あの常槍(堀部圭亮)だ。なんと舞美も常槍と一緒におり、調の知らないところで、ISAとハシリヤンはとんでもない関係だった。 一方ブンブンジャーは、新たな苦魔獣・スポンジグルマーの攻撃で次々と吸い取られて消えていき、大ピンチに…。やがて、たった1人残った大也(井内悠陽)の前に、スピンドーとグランツが現れた。 スピンドーは、BBGを自分が今仕切っていると明かし、ブンブン(声:松本梨香)の大事なものは「全部壊してやる!」と宣言。これに「オレたちの夢を…笑うな!」と怒った大也は、スピンドーに攻撃しようとしたが、グランツにブンブンチェンジャーを破壊されてしまった…。 絶体絶命のブンブンジャー…。そんな彼らを救ったのは、なんと調だ! 彼女は、予備のブンブンチェンジャーを大也に届け、さらにはブンブンカーに乗ってスポンジグルマーを攻撃し、吸い取られていたブンブンジャーを助け出した。無茶をしてでも駆けつけてくれた彼女に、ブンブンジャーはバクアガり、ついにはスポンジグルマーを倒して平和を取り戻した。 前に常槍へ話した情報をスピンドーが知っていたことから、ISAの内部、特に常槍を調べようと思った調。信頼する舞美の力を借りようと考えるが、彼女の裏の顔を調はまだ知らない…。時を同じくしてその頃、常槍は内藤(長戸勝彦)をスピンドーに紹介していた…。信じていた人たちが裏でハシリヤンとつながっていく中、はたしてブンブンジャーたちは、どう立ち向かっていくのか?

バクアゲ40 はかれない男

ブンブンジャーにあこがれる少年・広瀬イツキ(山本海瑠)が、ひょんなことから錠(齋藤璃佑)に弟子入りすることになった! そこで錠は、イツキに自分なりのヒーロー活動を見せようと街をパトロールし、老人を助け、自転車を修理し、迷子犬を保護した。錠のやっていることは、あこがれのヒーロー活動と違ったため、イツキは不満そう…。さらには、ドラマ撮影中の役者を錠が本物の泥棒だと勘違いして捕まえたため、イツキは「ヒーローは間違えちゃいけないんだ!」と怒った。イツキがそう思う理由は、彼がかつて弟のためにジュースを買いに行っている間に起きた事故が関係している。当時、弟は大ケガをしてしまい、イツキはずっと自分を責めていたのだった。 そんな時、苦魔獣・タイジュウケイグルマーが街に現れて大暴れ! タイジュウケイグルマーは、人々の“恥ずかしい数字”をバラして、ギャーソリンをうばっていった。そこへ駆けつけた錠も、タイジュウケイグルマーに「1番低かったテストの点数」「最後におねしょした年齢」のほか、「大きな間違いをおかした年齢」をバラされてしまった。錠の間違いとは、子どもの頃に父親(金子昇)のために服を温めようとして火事を起こしかけたことだ。しかし、間違いをおかしても錠は、当時父親から言われた「間違うことを恐れるな。怖がって何もできなくなっちゃ、人生もったいねえだろ」という言葉のおかげで、今もアクセル全開で突き進む。やがて錠は、そばにいたイツキに「怖がって自分にブレーキかけるのはもったいないよ!」と熱く伝え、合流した仲間たちとタイジュウケイグルマーを倒した! 再び平和が戻った街には、ブンブラックに弟子入りしたことを楽しそうに弟へ話すイツキの姿が。ブンブラックのことをかっこいいと言うイツキに、錠は嬉しくなった。 一方その頃スピンドーは、新兵器を搭載したブンブンキラーロボを内藤(長戸勝彦)たちと一緒にながめていた。彼らは、一体何をたくらんでいるのか…!?

バクアゲ41 預ける背中

地球のサッカー協会の上層部が、スピンドーと闇取引を始めた! 地球のサッカーを守るべく、ブンブンジャーはハシリヤンと“ビッグバンサッカー”で勝負をすることに。ブンブンジャーチームのキーマンは、玄蕃(相馬理)と先斗(宮澤佑)だ。実は、かつてビッグバンサッカーの名門『パルス・エース』の、先斗とビュンディーは移動銀河団ユース、玄蕃は『パルス・エース・ジュニア』に所属していたという。『パルス・エース』はスピンドーにうばわれたため、玄蕃と先斗は、誰よりもこの勝負に燃えていた。 しかし、いざ試合が始まると、玄蕃と先斗は熱くなりすぎて周りが見えなくなり、大ゲンカに。さらには、ハシリヤンのとんでもないプレーやルールによって、ブンブンジャーチームはピンチになった…。 やがて玄蕃と先斗は、大也(井内悠陽)に水を浴びせられて選手交代に。それでもケンカし続ける玄蕃と先斗に、錠(齋藤璃佑)は「大好きなサッカーを利用するやつらが許せないのもわかります。でも、熱くなったときこそ、『クールに行こうか』ですよ。煮込みすぎたカレーは焦げちゃいます!」と優しく語りかけた。 この言葉でようやく頭が冷えた玄蕃と先斗は、自分のハンドルを取り戻して試合に復帰。先斗は錠から受け取ったチャンピオンジャケットを装備し、玄蕃と見事なチームワークで同点ゴールを決めた! さらに、ブンブン(声:松本梨香)とビュンディー(声:花江夏樹)が、華麗なコンビネーション技で逆転ゴール! ブンブンジャーは、地球のサッカーを見事守り抜いた。 試合後に大也は、サッカー協会の上層部へ「プレーすれば思い出すさ、地球のサッカーの楽しさを!」と提案。利益よりも、もっとバクアゲで大切なものを思い出させるのだった。

バクアゲ42 聖なる夜の届け物(プレゼント)

街がクリスマスムードの中、サンシーターはスピンドーのために、サンタクロースを捕まえることになった! さっそく苦魔獣・ゴミバコグルマーにサンタを探させるが、なかなか戻ってこない…。そこでサンシーターは、サンタの恰好でスピンドーのもとに行ってごまかすことを思いつく。そこへ戻ってきたゴミバコグルマーは、サンタの恰好をしたイターシャを本物のサンタと勘違い! ギャーソリンをしぼり取られたイターシャは、失敗ばかりの上手くいかない自分の人生を、いきなりミュージカル風に歌い出した。 “イターシャ劇場”に遭遇して悲鳴を聞いた大也(井内悠陽)は、敵にもかかわらず、イターシャにクリスマスプレゼントとして絵本を届けた。イターシャは、クリスマスプレゼントを生まれて初めてもらったため、とっても嬉しそう。しかし、その絵本にサンタが描かれていたため、ゴミバコグルマーにぐちゃぐちゃにされてしまった…。 ブチギレたイターシャは、ゴミバコグルマーに飛び蹴り! さらに、「あいつをやっつけちゃって!」とブンブンジャーを応援し始めた。ブンブンジャーは混乱しつつも、イターシャとのコンビ技でゴミバコグルマーを撃破。巨大化したゴミバコグルマーも、“バクアゲメリークリスマス・エディション”にスペシャル合体したブンブンジャーロボチャンピオンで倒した! 戦いの後に本物のサンタが現れ、ブンブンジャーはプレゼントを届ける手伝いをすることに。みんなのもとに次々とプレゼントが届き、イターシャのボロボロだった絵本も元通りになった。 クリスマスくらいは、敵のイターシャも含め、誰もが笑顔でバクアガれる日であってもいいのかもしれない。

バクアゲ43 豪快なハンドル

射士郎(葉山侑樹)がまさかの裏切り!? 「ブンブンジャーを解散しろ」と、彼は大也(井内悠陽)に銃を向けた。ブンブンジャーが大ピンチになったそのとき、伝説の宇宙海賊・ゴーカイジャーが現れて…!?

バクアゲ44 届け屋が届かない

デマ情報によって、ブンブンジャーは世界の敵になり始めている。その頃大也(井内悠陽)は、自分の資産や特許の全名義が世界的大企業ライトニング・テックに変わっていながらも、まだ最終承認されていないことを知った。そこで彼は、代表の内藤(長戸勝彦)へ会いに行くことに。 思い出の場所で待っていた内藤は、大也が知るあこがれの優しい先生ではなく、「悲鳴が人の幸せを作るんだ」「ブンブンキラーロボを作ったのは私だ」と語る冷酷な大人だった。もう2人は、昔のように一緒にいられない…。そんな悲しい状況で現れたスピンドーによって、大也は痛めつけられて大ピンチに。仲間たちが助けに来るが、スピンドーの圧倒的な力の前にブンブンジャーは次々と倒れていった。 仲間たちを傷つけられて我慢できなくなったブンブン(声:松本梨香)は、ブンブンジャーロボになってスピンドーのもとへ! 怒りをぶつけるが、スピンドーが乗ったブンブンキラーロボは今までにないほど強い。しかも、スピンドーはブンブンカーをカージャックしてブンブンキラーロボに装備し、ブンブンを追い詰めていった。 絶体絶命の状況で、内藤は大也に最悪の提案をした。それは、最終承認をして全資産や権利を内藤へ完全に渡す代わりに、自由になってブンブンを助けること。この提案を受け入れると、誰かが悲鳴をあげても、大也は今までのように駆けつけられない。究極の選択だったが、大也は今目の前で悲鳴をあげるブンブンを助けることを決意。ボロボロの状態で大也は手を伸ばしたが、あと一歩のところで届かず、ブンブンキラーロボの攻撃が直撃したブンブンは大爆発した。 やがて大也は、地上で倒れているブンブンを見つけて寄り添った。大也が名前を何度呼んでも、ブンブンは全く動かない。絶望の雨が降る中で聞こえるのは、大也の悲痛な叫び声だけだった…。

バクアゲ45 地球の敵

動かなくなったブンブン(声:松本梨香)を目覚めさせようと、大也(井内悠陽)は何も食べず眠りもせず、ずっと作業している。いつもの余裕がない大也には、仲間たちの声が届かない。そんな彼のことを、未来(鈴木美羽)は「今一番自分のハンドルをにぎってないの、大也だよ! 自分の悲鳴、聞こえてないでしょ!」と怒った。やがて大也は、未来がブンブンから教わった通りに作ったカレーを食べて、ようやく表情がやわらいだ。そして、悲鳴をあげる声を助けられなかった悲しい過去を語り始めた…。 そんなとき、ブンブンジャーに倒されたはずのディスレースが、ディスレース2000として復活! 街の中に現れて、「ブンブンジャーは地球の敵」という声を世界中に広めていった。そこに駆けつけた先斗(宮澤佑)とビュンディー(声:花江夏樹)は、街の人たちににらまれながらも、ディスレース2000と戦い始めた。 その様子を見ていたサンシーターは、リスペクトしていたマッドレックスがディスレースに使い捨てられた真実をようやく知った…。そのため、ディスレース2000に命令されても、ムシしてどこかへ行ってしまった。ディスレース2000は1人でも戦い続けたが、先斗とビュンディーの見事なコンビネーション攻撃で倒された。 先斗たちがディスレース2000と戦っていた頃、大也は仲間たちのおかげで、ようやく自分のハンドルを取り戻した。すると、未来がつけていたペンダントが光り、その本来の持ち主であるニコーラ・キードアー(伊礼姫奈)の映像が! ニコーラは、銀色に輝く球体を大也たちに見せて、「これなるものが危機を打ち破る鍵となる」と伝えた。そのとき、ブンブンの体の一部が砂になってくずれ始め…!?

バクアゲ46 未来をこの手に

「危機を打ち破る鍵」こと銀色に輝く“エネルギーの塊”とは、大也(井内悠陽)がブンブン(声:松本梨香)と出会ったときに拾ったものだった。希望が見えたが、砂になって崩れ始めたブンブンには、もう時間がない…。そこでビュンディー(声:花江夏樹)は、ブンブンの砂化を食い止めようと、自分の体を使うように大也へ言い、錠(齋藤璃佑)と玄蕃(相馬理)と先斗(宮澤佑)は、エネルギーの塊を取りに届け屋本部へ向かった。 届け屋本部の近くには、ISAの人間や警察官たちでいっぱいだ。舞美(桜井玲香)から、「これ以上の抵抗は懲戒処分の対象になりますよ」と警告された錠はそれでも迷わず、「真実から目をそらし、悲鳴を上げている人を助けることができないなら俺は…警察官を辞めてやる!」と言い放った。 そこへクルマジュウグルマーが乱入! その正体は、グランツにイグニッションされたヤルカーだった。このまま暴走すると爆発して大変なことになってしまう…。錠と玄蕃は、爆発前にクルマジュウグルマーを倒してヤルカーの姿に戻した。が、今度は空から大量のトサカーヤルカーがやってきて、大量のギャーソリンは巨大クルマジュウグルマーになった! ブンブンとビュンディー、そしてブンブンカーがいなくて戦えない錠たちは大ピンチに…。すると、ブンブンジャーに助けられたサンシーターが、下っ端の意地を見せようとブンブンキラーロボに乗り、巨大クルマジュウグルマーと相打ちになって大爆発した。 そのころ大也は、先斗からエネルギーの塊を受け取ったが、それでもブンブンは復活しなかった。そこへ射士郎(葉山侑樹)から連絡が。射士郎いわく、スピンドーと未来(鈴木美羽)が結婚すれば、ハシリヤンはブンブンジャーと和解するらしい。はたして未来は、地球の平和のために政略結婚をするのか!?

バクアゲ47 届け屋はひとりじゃない

スピンドーと未来(鈴木美羽)の結婚…。それは、ブンブンジャーがハシリヤンに負けたことを意味する。今や世界は、ハシリヤンを支持し、ブンブンジャーを敵扱いしている。未来は、最初こそ激しく嫌がったが、いろいろ考えて、結婚という“自分のハンドル”をにぎることにした。 その頃、大爆発したはずのサンシーターは、ネジレッタたちに追われて大ピンチ…だったが、錠(齋藤璃佑)に助けられた。サンシーターの悲鳴を錠に教えたのは、ブンブンジャーが悪者ではないと信じている子どもたちだ。そんな子どもたちを、今度はサンシーターがネジレッタたちから守った。 やがてスピンドーは、未来と対面。心を操る指輪を用意して結婚式を迎えた。テレビ中継で世界中の人々が注目する中、スピンドーが未来に指輪をはめようとした瞬間…なんと大也(井内悠陽)が乱入! 未来は大也と連携し、スピンドーの弱点である、ギャーソリンタンクのサルカーを蹴り飛ばした。 さらには、なんと射士郎(葉山侑樹)がサルカーを破壊! 射士郎は大也たちを裏切っていたのではなく、ブンブンジャーがバラバラになりスピンドーたちが油断する瞬間を待っていたのだった。そこへ錠と玄蕃(相馬理)も駆けつけ、ブンブンジャー5人がようやく集結。その様子を見た子どもたちは、「ブンブンジャー、かっこいい!」と笑顔になった。 ついにスピンドーを追い詰めたブンブンジャー。ギャーソリンだけでなくブンブンキラーロボも失ったスピンドーに、大也は「俺たちは、あんたに地球を渡さない。ここで決着をつける!」と言い放った。はたして、最終決戦(ファイナルラップ)でバクアガるのはどっちだ…!?

バクアゲFINAL 君のハンドル

ついに、ブンブンジャーとハシリヤンの最終決戦が始まった。スピンドーのために1人で戦うグランツは強かったが、自分のハンドルをにぎって仲間を信じ合うブンブンジャーによって倒された。そんなとき、ブンブンジャーを応援する子どもたちの胸や、動かないままのブンブン(声:松本梨香)の胸、そしてニコーラのペンダントが光りだして…!? 一方、弱っていたはずのスピンドーは、グランツのおかげでギャーソリンを取り込み、復活してブンブンジャーを一気に追い詰めた。自分が支配する世界で「ずっと悲鳴を聞いていたい」と言うスピンドーに、大也(井内悠陽)はボロボロになりながらも、「だったら、世界を変える…悲鳴のない世界に!」「一緒に走らないか。俺たちの世界へ」と言い返し、仲間たちと立ち上がった。 スピンドーの攻撃で絶体絶命!? と思った瞬間、ブンブンが駆け付けて大也たちを守った。人々の信じる声によって、なんと奇跡の大復活をはたしたのだ! 最高にバクアガったブンブンジャーを見て、世界中の人々もバクアゲに。仲間たちに想いを託された大也とブンブンは、ついにスピンドーを撃破! 大也たちはトドメをささず、裁きを受けるように言ったが、スピンドーは「アタシのハンドル、他人ににぎらせないよ…」と、砂になって消えていった。 それから数ヶ月後、“最高のバクアゲ”を届けるために、ブンブンジャーは宇宙へ旅立っていった。そしてついに念願のBBGへ。スタート地点に立った大也は、仲間たちと一緒に、希望にあふれる表情を輝かせながらコースへ飛び出した。

『爆上戦隊ブンブンジャー』に投稿された感想・評価

3.9
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宇宙での領地拡大を目指すハシリヤンが地球に襲来し、人間の悲鳴によって生み出されるギャーソリンを集めるべく地球での活動を開始。それに対抗するため、範道大也らはブンブンジャーを結成し、野望を阻止しようと奮闘する
  

・久々の王道系戦隊

・思わぬカメオをあり面白かった
最高。最高。最高。スーパー戦隊シリーズ 爆上戦隊ブンブンジャー DVD ブルーレイ Blu-ray BOX 全48話+劇場版 完全版 激安で購入できた良かった。必見。必見。必見。
5.0
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観る前は去年が名作だったから今年はどうだろうかだったけど
メチャクチャ面白かった!

前半は令和のカーレンジャーだったけど
3クール辺りで思い切りドラマに舵を切り
グッと面白さを増した

そして溜めに溜めてねラスト2話!
直球ど真ん中の展開に拍手喝采
サンシーターの決着も良くて
悪くねぇなー!