森田和敬さんの映画レビュー・感想・評価

森田和敬

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マッハ’78(1978年製作の映画)

1.0

スーパーカーブームだから作りました
ソレだけの映画(と呼んで良いのか?)

とにかく全てがトッ散らかってる
日米のスタント勝負かと思えば
スーパーカーの見本市に行ったりクラシックカーのレースに行ったり
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テロリスト・ゲーム(1993年製作の映画)

1.0

元はTVムービーだそうな
それにしたってコレは・・・

テロリスト側だけならまだしも
特殊部隊側も行動が見切り発車というか適当というか
だから何一つ盛り上がりゃしない

映画自体もそうで
作り手のTV
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第十七捕虜収容所(1953年製作の映画)

5.0

元が舞台劇だから
収容所の中のみのワンシチュエーションだけど
決して退屈させず
豊かな映画にしているのはさすがワイルダー!

前半は笑いを織り混ぜつつスローに進むんだけど
中盤からの盛り上げが凄まじい
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祇園の姉妹(1936年製作の映画)

5.0

愛怨峡と細かな理由は違うけど
フィルムの消失で本来の上映時間よりも短くなっているにも関わらずの凄まじい完成度

前半は溝口健二にしちゃあコミカルな作品だと思って観てたんだけど
中盤からはいつもの溝口節
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近松物語(1954年製作の映画)

5.0

単純な粗筋ではあるんだけど
レベルの高い演出と演技に忘れて観入っていた

全て素晴らしいんだけど
小舟で漂うシーンなんか溜め息出たよ
溝口健二は何つぅ感覚してんだ?

長谷川一夫は端正すぎて悲劇が似合
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僕らはみんな生きている(1992年製作の映画)

5.0

ホイチョイというチャラチャラ遊び人映画と同じ脚本が書いたとは思えない社会派の傑作だった

公開当時に観た時はサバイバル・コメディで観てたけど
実はバブルの残り香に縋り付く日本人にブチ切れた映画だったん
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リボルバー(1988年製作の映画)

5.0

修羅雪姫(名ばかりの釈由美子じゃない方ね)くらいしか傑作の無い藤田敏八だけど
コレは大当たり

初期の矢口史靖が撮ったウィンチェスター銃73って感じの作品
矢口パートの主役である柄本明と尾美としのりが
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犬、走る DOG RACE(1998年製作の映画)

2.0

食材は良いんだけど
調理方法を間違えた映画

ブッ飛んでるのは良いんだけど
要所が惜しい

例えばラスト近くの岸谷五朗と大杉漣のやり取り
防弾チョッキは?
置いて来た
こういうやり取りをするなら二人で
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西鶴一代女(1952年製作の映画)

5.0

当時
溝口健二も田中絹代もスランプに陥っていたそう
だから両者の気合がバッチバチに漲っていた

ただでさえキマっている溝口の画が
この映画では気合がプラスされてるから圧巻
特に長回しは普段以上の出来
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それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

1.0

ウディ・アレン流<普通>のラブストーリーって感じ

アレンの魅力である「こんな奴に惚れてバカじゃないの?」な皮肉も無く
アバンチュールを過ごして帰国する
それだけ

ペネロペ・クルスが毒担当ではあるん
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雨月物語(1953年製作の映画)

5.0

ここまで来りゃあ芸術だね
見事すぎて言葉も無いわ

69年も昔にこんな見事なホラーを撮るとは・・・!
幽霊だ何だが出て来る訳ではないんだけど
空気作りとでも言うのかな?
ソレがメチャクチャ恐い!
やっ
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愛怨峡(1937年製作の映画)

5.0

シーンもセリフも劣化してズタズタにも関わらずこの完成度
クリアな状態で観たらどれ程の凄まじさだったか

カメラがとにかく素晴らしすぎる
ただ盛り上がる的に長回しを使う奴がたまに居るんだけど
溝口健二ほ
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鬼軍曹ザック(1950年製作の映画)

5.0

随分と優しい戦争映画だなと思ったけど
監督がサミュエル・フラーだという事を忘れてた

前半のショートラウンドとのやり取りは不器用で優しいんだけど
寺に行く中盤からはいつものハードな空気に
認識標のフラ
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拾った女(1953年製作の映画)

5.0

やっぱりスゲェよサミュエル!!

盗んだ(若しくは拾った)物が実は・・・な映画は良くあるけど
見事な撮影とカッティングで全く感じなかった

冒頭とクライマックスのスリ場面のスリル!
60年前の感覚じゃ
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恐怖への旅(1943年製作の映画)

5.0

オープニングの長回しで傑作を予感したら
見事に大当たり

セットの撮り方からして
多分低予算だと思うんだけど
全く感じさせない簡潔な説明と
船内が舞台となる中盤の
少なくない登場人物の完璧な整理
グレ
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赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019年製作の映画)

5.0

こういう映画って
実話ということもあって重たすぎたり淡々としすぎたりというのが多いんだけど
娯楽性を損なわずに撮りあげた監督に拍手

前半のどう行くかも良かったけど
中盤からの実態を知ってからが素晴ら
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ヒッチ・ハイカー(1953年製作の映画)

1.0

普通に始まり
普通に進み
普通に終わる
そんな感じの映画だった

犯人を出し抜く権謀術数も企てず
犯人も犯人で殴るでも蹴るでも撃つでもなく
ただアレやれコレやれって言うだけで何もせず

ソレだけではな
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悪魔は見ていた(2019年製作の映画)

1.0

何だコリャ・・・?
開いた口が塞がらないっつぅか

とにかく全てが唐突
何がどうしてこうなったが無いの
警備員の爺さんなんか怪しく登場しといて最後にアレでしょ?
セクハラ上司は何だったんだ?

何より
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アウトロー 咆哮(2018年製作の映画)

1.0

監督・脚本・主演を兼ねる人には2ついて
自分しか見ない奴と自分と人を両方見る奴

この監督は自分しか見てない
それだけではなく自分に酔ってるからタチ悪い

前半はチンタラチンタラ進めるクセに
自分が最
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黒い牝豹M(1974年製作の映画)

1.0

いやぁ・・・こりゃあ酷い!
どこを挙げれば良いか迷うくらい酷い

Mは最強の殺し屋って設定なんだけど
全く見えないし
そういう描写が無いってどうなの?
前半の倉庫街を逃げるシーンなんかテンパってるよう
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裏切りの獣たち(2013年製作の映画)

5.0

ドノヴァン・マーシュがコレの次に撮ったハンターキラーと同様
ツッコミだけで出来てるんだけど
クライム・アクションのツボを外さないキッチリした演出に気にならずに観られた

強盗グループのバカっぷりが凄ま
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復讐のダラス/怒りの用心棒(1969年製作の映画)

1.0

決して悪くはないんだけど
アレもやろうコレもやろうをしすぎて収集が付かなくなるというマカロニらしい映画

保安官や政府側の人物を描きすぎて主人公側が薄くなり
肝心のアクションが薄くなってしまうのもTh
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ヨンガシ 変種増殖(2012年製作の映画)

2.0

前半で特効薬が発見されという捻った展開もなかなかだし
それまでも凄く面白かった
だけどソコを境に急失速

いや失速はしてないんだけど
何て言うか・・・整理されすぎてると言うかな?
ココはパニック
ココ
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アックス・マーダー・ハウス(2016年製作の映画)

1.0

このテの映画にしちゃあキャラクターや設定はシッカリ作られてるんだけど
何一つとして活かせてない

普通こういう映画では
トラウマやアイデンティティー
ヒール的なキャラクターってクライマックスにかけて活
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軍用列車(1975年製作の映画)

1.0

アリステア・マクリーンは小説は良いけどシナリオは下手だね

ミスリードのつもりなんだろうけど
不要なやつが多すぎるし
ラストの戦闘にしたって唐突すぎ

ブロンソンは格好良いし脇も豪華
それさえ誤魔化し
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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

5.0

凄まじいとは聞いていたんだけど
まさかここまでとは・・・
監督が違うだけでここまで変わるとはね

多少の軽口くらいでギャグが無くなった分
ドラマがギュウギュウ
特にサイボーグ周り

ドラマと同様にアク
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仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ(2021年製作の映画)

5.0

50周年記念作ではあるんだけど
今までみたいにレジェンド云々ではなく
ドラマに入れ込んでいたのはその手があったか!だった

そのドラマパートの重厚さ!
メインが古田新太と中尾明慶だから仮面ライダーを喰
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ラスト・オブ・モヒカン(1992年製作の映画)

5.0

マイケル・マンが撮る歴史映画
ベッソンが撮ったジャンヌ・ダルクみたいなビジュアル重視の映画かと思いきや
意外と正攻法で正統派の傑作だった

アメリカ人が撮っているからかもしれないけど
イギリスとフラン
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

5.0

原作も読まず
アニメも観ずでの鑑賞だったから若干の不安もあったんだけど
一つのオリジナル作品として楽しめた

ホラー・アクション・ラブ・コメディに成長物語とギッチギチに詰め込まれていながら
齟齬も漏れ
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レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

5.0

ゴリゴリのポリス・アクションかと思ったら
ドラマに比重を置いた作りだった

そのドラマがまた古くてね(笑)
コイツが最後にキメるな
コイツがやらかすなってフラグの悉くがアタリまくる(笑)
香港映画(敢
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ドリームランド(2019年製作の映画)

5.0

またこういうのか・・・と思って観たら
なかなかの拾い物だった

マーゴット・ロビーがブラックリストから掘り出して来ただけに
気合をビシビシ感じた
クライマックスの演技なんか特に良かった

良い感じに古
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ボーイズ・ライフ(1993年製作の映画)

5.0

フィクションでもノンフィクションでも良くある
碌でもない親から脱出してこんな人間になったよストーリーなんだけど
ハイレベルな演技に全く萎えなかった

ディカプリオも頑張ってるけど
やっぱりデ・ニーロの
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リビング・ウィズ・ゴースト ある家族の物語(2019年製作の映画)

3.0

駄作とまでは言わないけど
何とも言えない不完全燃焼な映画だった

空気感はロシアらしい寒々として良かったけど
展開がアッサリしすぎ
キッチリ盛り上げはしてもサッと終わっちゃう

アメリカみたいにモンス
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ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

5.0

何年も前にリメイク版を観ていたけど
やっぱりオリジナルのコチラの方が断然上だね

映画自体は勿論なんだけど
何より空気が恐い
冒頭のかの付く動物クイズでさえ恐ろしいからね

リメイク版はThat'sハ
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英雄 国姓爺合戦(2001年製作の映画)

1.0

終戦○○年とかでよく放送する
ドキュメント+ドラマみたいな映画だった

国姓爺はこういう人ですよ
こういう事をしたんですよだけで進む上に例の如くのプロパガンダまで加わるから観にくいったらありゃしない
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

5.0

いやはや・・・
見事すぎて言葉も無いわ

一応ストーリーは
警察官を殺してしまったチンピラの逃避行になるんだけど
当人は全くノ〜ンビリしてるからコチラも忘れてしまう

そして忘れてからのクライマックス
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