一度壊れてしまった夫婦が再び向き合う話。
最初はコメディ調で面白かったが、どうも中盤から湿っぽく古臭くて集中できない。
同じ脚本家だからしょうがないと思うが、「愛の不時着」を連想させるシーンも多く、既視感。
ドラマチックに描こうとすると、愛の障壁、離別、敵が必要になるんだろうけど、そんなにパターンもないだろうし。
新しい脚本を生み出すというのは大変なことだ。
ペクヒョヌがあまりにも完璧な王子様すぎた。いや、素敵なんだけどさ。
韓ドラもこれだけの数見ると、見る目が厳しくなってきてしまい、自分でも少し悲しい。
キャストの演技は素晴らしかったし、キャラも魅力的。地域の人々や家族のつながりを丁寧に描き、いつの間にか愛着を感じてしまう。
そして伏線の張り方や回収の仕方は本当に見事だった。
深刻な場面の後にコメディ調で緩める具合もちょうどよい。
キムスヒョンの繊細な演技は、本当にすごいなぁ。キムジウォンちゃんもめっちゃかわいい。
景色が美しく、ドイツの2人は眼福。
結局は結婚って本当に小さな1日1日の積み重ね。
改めて家族との関係性を見直し、大事にしていきたいなと感じた。