よかった…
人生のある1日がなければ、どれだけ違っただろう。
自分を大切にしない人だとわかっていても、デクスターにどんどん惹かれていくエマの気持ちがわかりすぎて、しんどかった。
かと言って、デクスターに無理に好かれようとはせず、エマは自分らしく接していた。対等な関係でいいなぁ。
毎年7月15日は2人で過ごす。ただの1日なんだけど、エマとデクスターにとって忘れられない1日だったんだ。
嬉しい時も悲しい時も、心が動く時、いつもお互いを思っている。
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あなたの人生の脇役にはなりたくない。
他の選択肢がなくなったからって私を選ばないで。残念賞じゃない。
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教養がある(ある意味オタク)、ユーモアのセンスもある、真面目で真っ直ぐなキャラクターに憧れる私としては、エマはどタイプだった。
若々しくハツラツとしていて、ちょっと生意気なエマも良かったけれど、大人になってより一層深みを増したエマは、本当に綺麗になったなぁと思わずにはいられなかった。
私もこうやって教養を深め、魅力的な人になりたい。
自分の世界を大切に。
オタクになって、教養を深め、ユーモアのセンスがある人になりたい。
出てくる本、音楽も全部良かったな。
日々に潜んでいる死ぬ日について思いを馳せた。エマは日常潜む死を考えていたのかな。