粗大

ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブの粗大のネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

敵は出来として悪くない、ストーリーも悪くはないが、やはりWDスピンオフの全てに言えるけど、傑作がない、良作の一歩手前で終わっている印象(リックの帰還等ファン向け演出を除けば)
このシリーズも過去作の振り返りやこれまでのリックの足跡、思いをまとめるという意味でやった価値はあったけどエンタメとしてはやや微妙だった

マジで久しぶりにリックが見られたと思ったらいきなり腕切ったり行方不明になってから最初の数年がダイジェスト的に進むからテンポ感は良すぎるくらい
老いて鈍っていたリックのリーダー性、戦闘能力が磨かれるのは気持ちいいけど拷問のような数年間で精神的にはボロボロなのは納得の描写
ナットはぽっと出だけど良いキャラだった

このドラマ、特にリックの理由の4話で少ないけどカールが言及されるのは嬉しいし、リックにとってやっぱり大事に決まっていて夢にも見たり似顔絵を何度も見たりするくらいなのが良い描写だった
同時にリックがこれ以上誰かを失ったら本当に廃人になって戻ってこれないだろうと思う

ジェイディス・アンの終わり方は良かった、グレンの絵を書いてたことを忘れてた
ソーンも最初ウザかったけど、それも気にならなくなるくらい影薄くなった

あと仕方ないけど、キスシーンやベッドシーンが長かったりやたら多かったりするのが辟易した
リックとRJの対面は悟空と悟天を思い出した

せっかく生きてたんだし、これからリックとダリル再会して最強コンビ復活してくれー
粗大

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