メネンデス事件も知らず、前情報無しで観ました。
事実に基づく話であったにせよ、父親役をハビエル・バルデムにしたら、子どもや妻を愛する真面目な実業家であったとしても、なんかあるでしょ?と疑いたくなるじゃないですか。
でも結局、彼は死んだ過去の人として語られるので、どうしても真実味が薄れてしまいます。肝心の兄弟も信じたくても信じ続けられない言動で疑わしい。
ただ5話のエリックの弁護士との面談シーンはノーカットのやりとりで、彼の苦しさがひしひしと伝わる観てる方も苦しくなるエピソードでした。
モンスターズを育てたのはモンスターで、そのモンスターを育てたのもまたモンスターなのかなと思えたりもするシーンもあって、親の責任の重大さを思い知らされます。