怪獣倶楽部〜空想特撮青春記〜の4の情報・感想・評価

エピソード04
最終号
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8823pe

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台詞メモ等 ★〈お兄ちゃん、お兄ちゃん!お兄ちゃんの体は蛮人の執筆と、ガールフレンドとのお付き合いを無理に両立させてしまったことで肉体的にも精神的にも多くのダメージを受けている。これ以上この生活を続けるのは非常に危険だ〉 「休んだ方がいいんじゃない?」〈ウルトラセブン最終回〝史上最大の侵略〟をなんとしても書き上げなければ…〉 「そもそもウルトラセブンの世界観は、惑星間の侵略戦争が活発化した近未来ということになっています。ウルトラ警備隊も地球防衛軍の一部隊にすぎず、おそらく世界中で侵略者からの攻撃が頻発している世界なのでしょう」「様々な宇宙人が様々な方法で侵略してきました。しかし、このゴース星人は人類に対して地球の明け渡しと、火星への強制移住を要求、従わなければ30億人皆殺しという残虐さ。恐ろしすぎます!」〈当時は大変だったよ〉「〝史上最大の侵略〟といえば、ダンがアンヌに正体を告白するシーン、これにつきます」「またあそこは劇伴が最高なんです!」「ああ、シューマンのピアノコンチェルトだな。あれは元々、満田監督があのシーンにはどうしてもグリーグのピアノコンチェルト(ピアノ協奏曲イ短調16)というイメージがあったんだが、音楽の冬木透さんにラフマニノフのピアノコンチェルトと間違って説明してしまったらしいんだ。でもそのイメージがピンとこなかった冬木さんが監督のイメージに最も近いと自分の持ってるレコードから持ってきたのがシューマンのピアノコンチェルトだったそうだ。それがあの〝ピアノ協奏曲、イ短調、作品54〟だ」「そうだったんだ…」「神の采配だな」「ウルトラセブンという連続ドラマのラスト、ダンがアンヌに正体を告白した瞬間、ダンの正体を知る視聴者の気持ちとダンの気持ちが重なり合い、まるでドラマを見るものがダンと一緒に告白したかのような気持ちにさせられる演出」「と同時に〝アンヌ、そういうことだったんだよ〟と優越感にも似た感情が押し寄せてくる」「ヒーローは正体を隠すのが定番だけど、それをお約束にしなかったのが脚本の金城さん」 「リョウタは怪獣倶楽部についてどう思う?」「えっと…大人が真剣に怪獣の事を語り合える僕にとってなくてはならない場所というか…」「元々怪獣倶楽部は〝俺たちが読みたい怪獣評論がないなら自分たちで作ろう〟という編集長の思いから始まった活動だ。今はまだ読んでる人も少ないが、俺たちと同じような気持ちを持った人が日本中、いや、世界中にいると思うんだ」「世界中に…」「今はまだ子供たちだけが見るものとされている怪獣を大人たちが大真面目に語り合えるようにしたいんだ」「〈ジョーは考えてることがでかい…〉そんなことできますかね」「今の活動を広げていけば、きっとそんな時代は来る」 〈そうだ。怪獣倶楽部の活動は生半可な気持ちじゃダメなんだ。ユリコさんにはっきり言おう。今は集中したいことがあるから、暫く距離を置こうって〉 「実は…あ、今週の金曜日、うちの親、旅行でいないんです。あ、よかったら遊びに来ませんか?」 ★「何?シンゴが風邪で倒れたって?」「はい。なんでもとんでもない高熱だそうで、暫く身動きがとれないそうです」「なんてこった」「すいません。僕の不注意で資料を川に落としてしまって…」「アイツはセブン並みに寒さに弱いからな」 「俺たちは何のために怪獣倶楽部を作ってるんだ。怪獣の研究を独自の目線でおこない、切磋琢磨する。刺激し合うことでお互いを高める。そのことが怪獣文化の未来にきっと繋がる!」「そうだよな。俺たちは歩みを止めちゃいけないよな」「…みんなでやりませんか?シンゴさんの分、みんなで1ページずつ多く書けばいいんですよ」「それだ…やりましょう編集長!僕も描き下ろしでイラスト描きます!」「俺も1ページぐらいなら増やせるさ。それも水増しと言われないような最高の1ページをな!」「お前たち…」「決まりだな。よし、これから各自作業を続け、明日の夜、ここに再集合だ」『はい!』 「僕、怪獣倶楽部が好きなんです。こんなに自分が好きなもので語り合える場所って今までなかったんで。僕、この号が完成したら、特撮現場でアルバイトしようと思ってるんですよ」「お!?」「なんか、恥ずかしいんですけど、将来そういう仕事に携われたらいいなっていうか」「そうなんだ…」「怪獣には未来があると思うんです。だから、怪獣倶楽部の活動のその先にもしかしたらそういう道が開けるのかもなって。あ、すいません!夢なんか語っちゃって。あ、じゃあまた明日」 ★「リョウタさん!…なぜ逃げたりなんかしたの?ねえ答えて」「ユリコさん、僕は…僕は、怪獣が好きなんだ。ビックリしただろ」「怪獣?」「僕はずっと怪獣について研究してたんだ。そう、子供番組に出てくる怪獣。そのことをみんなで議論を重ねて研究し、評論にまとめるんだ。これさ、怪獣倶楽部っていうんだけど、ファンジン…つまり、同人誌」「怪獣…倶楽部」「行かなきゃならないんだ」「え?」「怪獣倶楽部がピンチなんだよ。ごめん…」 ★「よし、今夜は缶詰めだ。全員で力を合わせて明日の朝、西の空に明けの明星が輝く頃までに必ず仕上げるぞ」『はい』「マグマライザー、発進!」 ★「ユリコさん!え、なんで?」「おうちに電話したら弟さんがいつもここにいるって」「リョウタ、知り合いか?」「あ、え、い、いや、その、へっ、か、彼女はですね…」「私、怪獣のことはよく分からないけど、リョウタさんのことが好きなんです。私にも何かお手伝いできることありますか?あ、コーヒー入れます。コーヒーどこですか?」 「〝宇宙人であることを隠し続けたダンが、なぜアンヌにだけ正体を告げたのか。それは〝ノンマルトの使者〟でのデートシーンが証明するように、二人がただならぬ関係だったからではないか。ダンにとってアンヌと二度と会えないからこその愛の告白だろう。死ぬかもしれないし、そうでなくても地球を去らねばならない。二重の別れがダンの告白を決意させた〟いい評論だ。さすがリョウタ」「ありがとうございます」 「明けの明星だ…」 ★「ユリコ!」「お母さん!何してんのよ、こんなところで」「この人がリョウタさん。前に話したでしょ?」「ああ!いつもユリコがお世話になっております」「こちらこそ!」「皆さんもいつもホントにありがとうございます!」 「では、怪獣倶楽部、次の号のテーマを発表する。次回は…」バルタン星人〈フォッフォッフォッフォッ…〉「この回から宇宙忍者バルタン星人との長きに渡る戦いが始まるわけですよね」「侵略者を謳うウルトラマン第2話ですが、制作では第1話と言われています」「さすが怪獣エリート」「あの台詞が最高ですよね〝キエテ、コシ、キレキレテ〟」『僕、君、友達』 〈その後、怪獣倶楽部のメンバーの中から雑誌編集者や評論家など、多彩なジャンルのクリエイターたちが輩出されていったとのことです〉
H2

H2

主人公の彼女のユリコの母役がひし美ゆり子さんなのはあつい。オタク達にひし美ゆり子さんがいつもありがとうって言うのもまたあつい
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